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スエーデンの話を聞く

 知人の姪っ子を教えた縁で、現在大学生で一年間の海外留学を経て帰国したばかりのその子の帰朝報告会を、知人と三人で夕飯かたがた開いた、その伯父さんも帰国後初めて会うという。
 留学先はスエーデン。専攻分野の先進国として興味を持ったようだ。よく親御さんが出してくれたねとか、言葉はどうしていたのとか色々質問した。留学生コースで講義は英語だったので、スエーデン語は挨拶程度でもなんとかなったという。ただ、英語でも、勉強の英語は専門用語も多く混じり、最初は少し苦労したようだ。日常会話ができていも、勉強の言葉は難しいというのはよく聞く話。いずれにしろ、大変、充実した留学だったようだ。
 彼女が元々在籍しているのは仙台の大学。北陸・東北・スエーデンの文化の違いなどにも話題は及んだ。
 当時の彼女には、そんな積極的に海外に出るようなイメージはあまりなかったが、いつの間にか、自分の世界を広げていって、今やワールドワイドの動きになっている。
 スエーデン人は地味な人が多く、日本人に性格的に似ていると言われているそうだが、それでも、日本に帰って日本人の覇気の無さは問題だと思ったそうだ。それも最初のうちで徐々にその違和感は消えていったという。大昔、私自身、カンボジアの子供たちを眺めて、その目で教えている子を眺めた時に感じたことと、まったく同じである。中にいるだけでは判らない。
 彼女、よくいい歳のオッサン二人に付き合ってくれた。それだけでも、すごくいい子である。
by hiyorigeta | 2014-08-20 22:50 | 日々の生活 | Trackback | Comments(0)

荷風散人宜しく金沢をぶらぶら歩きし、日々の生活をつづります。テーマは言葉・音楽・オーディオ・文具など。http://tanabe.easy-magic.com/


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