2015年 09月 08日
加賀温泉フェス2015後夜祭でNeiccoを聴く(2)
昨年は制服風衣装。今年は青いガンダム風。新しいアルバムからの曲ばかりで、去年のセットリストとは大きく違う。全七曲。「圧倒的なスタイル」のラインダンスもしなかったし、アンコールも、おそらく時間の関係でなし(ちなみに特典会もなかった)。
本祭当日の後夜祭ということで、本祭でアルコールが入った上に、夕食でもアルコール。それからこのラウンジに来た人もいて、開場を待つ人が去年よりえらく少なくて訝ったが、そういう訳で、途中から一気に増えた。
その分、アルコール指数は去年よりハイピッチ、一部、酔っ払い集団化して、会場は、よく言えば大盛り上がり、悪く言えば、少々、乱れてきていた。
彼女たちが登場した深夜は、こうした、完全に出来上がっている状態になっていたので、Kaedeのスケジュール告知の時も、途中で「みんな聞いて~!!」と叫ばなければならない状況になっていた。ただ、なお☆ちゃんが、始めの方で、「ルールを守って」と優しく、けれど、キッパリとたしなめたため、皆、急によい子になって「ハーイ!!」と答えて、なんとか場の雰囲気は、それ以上、崩れずに済んだ。あの押さえがなかったら、統制がとれなかったかもしれない。さすが年長さん。
アルバム曲ばかりだったので、生でこの曲の振付みたのは初めてという人も多く、ちょっと勝手が違うところもあったが、知っているシングル曲は、皆、がっちり合ってライトを振る。かなり癖のある難曲も、彼女らが歌うと 、まるでスムーズなアイドル・ソングそのもののように聞こえるのが不思議。
私は、フロアに出て応援したので、背の小さいリーダーのなお☆はよく見えず、頭の隙間からMegu(右の人)が比較的見え、私の正面のKaede(左の人)は、見え隠れした。愚妻は、少し高いソファ席から立ってみたので、全員観られたとのこと。
いずれにしろ、小さな箱である。かなり間近に観られたが、古株さん達は、「久しぶりにこんな近くに観られたのはうれしいけれど、ずっとこんなんじゃダメだな」と呟いていたという(愚妻の聞き耳)。
出番が遅れて、深夜に及んだこと、客が酔っ払いだったこと。この点について、彼女らはどう思っただろう。昨年は、適度なアルコールという感じで、盛り上がりに貢献していた部分もあったが、今年は悪い点が少々出ていた。(つづく)