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やはり壊れていた(ペンタックス K-30)

 調子が悪かった一眼レフ(K-30)。球場では途中で直って、事なきを得たが、ついにシャッターを切っても、常時、真っ暗となった。
 アナログの昔なら、ミラーアップと、シャッターとのタイミングのズレが原因のことがほとんど。スプリングが駄目になったりしていることが多く、修理に出したら直ってくる。
 でも、こんな知識を知っていても今は何の役にも立たない。近所の大手カメラ店に持っていったら、店員は、おそらく心臓部のセンサーを替えるから、数万円かかるだろうという。今は壊れたら直すというより、そんぐりユニット交換するのがほとんど。
 さて、このサブ機、型落ち品を買ったので、もともと全然高くなかった。どこまで出して直すかを見積書が送られてくるまでに考えないといけないことになった。
 店員に「あまり使っていないのに……。」と洩らしたら、「車と同じで、どんどん使ってあげるほうが傷まないのですよ。」と言われ、実にごもっともと納得した。
 廃棄だと、暗いところがダメダメな中級一眼レフ、それに、もうだいぶ古びてきて不満の多いコンパクト機の二台体勢となる。それだと、ちょっと写欲は落ちそうである。
 かといって、今のカメラ界の流れの中で、再度、普及型APSサイズ一眼レフを買う意味はあるのかと考えると、どうなんだろうということになって、現在、お悩み中。

(追記)
 絞り制御基盤不良ということで、心臓部交換という訳ではなかった。修理代はそれなりにお高いが、買い換えよりはましということで、修理依頼することに。(2016.9.17)

(追記2)
  このK-30と後継のK=50に多くあらわれる症状で、ネットでは「黒死病」と揶揄されているようだ。絞り制御の小さな部品が帯電し、動かなくなって、最大絞りのままになるために起こるそうで、外国ではリコールにすべきではないかと訴訟準備中という記事もあった。自分で壊したというのなら、諦めもつくが、何もしていないのに、修理のお金がかかるのは、なんだかなあ気分になる。(2020.9.7)

by hiyorigeta | 2016-09-04 21:13 | カメラ・ペンタックス・リコー | Trackback | Comments(0)

荷風散人宜しく金沢をぶらぶら歩きし、日々の生活をつづります。テーマは言葉・音楽・オーディオ・文具など。http://tanabe.easy-magic.com/


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