2017年 01月 24日
順番ぬかしされているような気分
先日の午後六時すぎ、テイクアウト弁当店で、夕食にする弁当を買いに行ったら、二十分待ちだという。店内にはもう一人いるだけ。その割には厨房は忙しそうであった。すると、次々に客が来て、できている弁当をもらって去っていった。つまり、多くがスマホ予約の客で、指定時間に取りに来ているというわけなのであった。来店の客は、急にやってきた客ということで、指定時間がはっきりしているほうから作っているので、来店客の注文は、余裕ができてからつくるということになって、後回しになっているようであった。結局、出てきたのは三十分以上たってから。そんな時間があったらさっさと家に帰り、何か作れたなという気持ちもわいた。
実はこういうことは、ここが初めてではなく、最近、 あちこちのお店で経験するようになった。回転寿司店で車の中からのぞいたら多少の人が待ちコーナーにいるだけなので、車を止めて中に入ったら、三十分以上待ちと出ていてあきらめたとか、そういう事態である。これも間にスマホ予約が何組も入っているから。
予約しているほうが優先されるのは一理ある。しかし、同じお店でこうも何度もあると、非スマホ組はそこを避けるようになる。この手のシステムで繁盛していない店のほうがよいと思ってしまう。
これは、だから自分もスマホ予約すればよいではないかという話になるので、こちらは何も言えないのだが、ちょっと今時に乗り遅れていると、困ったことがどんどん出てくるなあと、あんまり、気分はよろしくない。