ネット中心生活


 仕事場も自宅も、パソコンのホームページはYahooにしている。記事を時々読むが、なんだか、えらく白黒はっきりつけて、悪者に仕立てたい人には「あげつらう」と言ってもいいほどの書き方がしてあるものがある。上品でない内容だなと思って読み終わる場合、記事の引用がどこからかを見て、納得することが多い。
 そんな場合、画面上方にあるタグを見ると、いつの間にか「雑誌」の項目になっている時が多い。つまりは、週刊誌レベルのこき下ろし記事を読んでいたということなのであった。
 道理で週刊誌が売れないはずである。下世話な話題は、ネットの流し読みで十分である。ここで、おおかたの下世話話題のネタは読めてしまう。
 ある人が、「最近の男性週刊誌は、昔の芸能人のグラビア写真などを「懐かしの~」などという名目で載せてお茶を濁しているけど、あれじゃあねえ。」と、あきれていたが、私もそれには気がついていて、やはり、みんなそう思っているんだと思ったことだった。
 その頼みの綱の懐かしのアイドル写真も、ネットで画像検索するといろいろ出てくる。今は五十歳代芸能人の若かりしころのフレッシュな水着グラビア。今流行の子の画像や映像もネットに大量にある。もう、従来型の男性週刊誌に未来はないように思える。
 映像ニュースも、めぼしいものはさっさとネットに上がっていて、それで主要キー局の今日のニュースがみられる。ニュースしか見ない人はそれで充分。バラエティや一部ドラマも、見損 ねた人向けに民放が共同で一週間アーカイブしてくれているサイトがあって、それを見れば世の中の流れからは遅れない。そんなこんなで、居間の受像機で番組を見なくなった若者は多いのではないだろうか。
 よしんば、テレビを視聴しても、見たい番組は予約録画してあるので、オンタイムで見るという、これまで当たり前だった習慣も崩れてきている。CMを飛ばし、面白くないところを飛ばして能率よく見ることができるからHDに入れてから見たほうがよい。放映時間に体が空いていても、わざわざ別のことをしてすごし、録画が終わってから早送りボタン片手に観るという視聴の仕方も当たり前のようにし始めた。
 今の世、いろいろなことがメリハリなく、グズグズに崩れていっている。

 ということで、私は、今や画面の前といっても、パソコン七割テレビは三割といった割合で、パソコンばかりに座っている。
 大人でさえこれである。多くの高校生がネットやスマホにはまり、深夜までネット上を徘徊し、学業がおろそかになり、成績が下落し、授業が分らないからしまいに学校へ行かなくなり、自室に閉じこもり、精神に変調をきたし……という負のスパイラルに陥っているのもよくわかる。
 おそらく、この予備軍は、高校生レベルで一クラスに数人、学校全体で一割以上はいる。特に男の子の引きこもりは多くがこれであるような印象である。これに、通学の往復に時間がかる子は、危なっかしい率がぐっと高くなる傾向も見逃せない。
 茶の間で家族とともにテレビを見る。本屋に立ち 読みしに出かける。つまり、家族団らんのコミュニケーション、外に出ていい空気を吸う、付随してほかの本のコーナーにも行って+アルファの情報を得る……というような広がりがこれでは何にもない。
 もし今時の子供として生まれていたら、現状の自分を鑑みるに、私自身、陥穽におちることなく、うまく成長期を通過できていたか、正直心もとない。本当に今時の子供は大変である。 



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by hiyorigeta | 2017-02-26 21:52 | 日々の生活 | Trackback | Comments(0)

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