年寄り男性がいるとよい

 外部の相手との話し合いの場で、こちら側から出席する人たちが全員女性だった。そこで、私にお声がかかった。男子が一人はいたほうがいい、何かと相手が納得しやすいということで、あまりその事案にタッチしていないにも関わらず、その会合に出席することとなった。まあ、つまり、歳をとった男性がその場にいることでの「権威づけ」である。「私のような者でいいのかしらん」と思ったが、そこに「頭の禿げた地味な背広を着たベテラン風」の人の存在が大事なのであって、一言でいうと、私は「マネキン」である。

 それでうまくいくのならそれでいい。ただ、これ、世の中がいまだに男女に対して抱いている常識に従っての配慮で、男女平等とはいいがたいのだが、つまり、今は過渡期なのだろう。あともう少しで、こういう配慮は無用になる。それはもちろんいいことで、地域によっては、特に大都市圏などは、もはやそんな配慮は不要の社会になっているはずである。こちらのような田舎も、もうそろそろ、そういう時代は終わりを告げる。

 石川県は女性参画社会ではかなりの後進県である。元旦に配られる地方新聞に、分厚いの名刺集成のような新年ご挨拶の特集の頁があるが、富山県に比べると、石川県に女性名前がほぼ無いと愚妻は指摘していた。見比べると確かに歴然と差がある。石川県は起業する女性の数が圧倒的に少ないからである。つまり、女社長の数が全然違う(以前にこの点は書いたかもしれない)。
 石川県は、北陸三県の盟主のような気分の「武家気質」が抜けず、お武家様の御当主に内助の功の御奥様といった図式なのだろう。もともと「商売気質」の富山県より、はっきり遅れている。

(今回の男女の話、大都市でこの文を読んでおられる方は、地方はまだそんなレベルなんだと驚いているかもしれない。生まれも育ちも地方だと、そのあたりのニュアンスが判らない。わかるのは「隣県と比べて」どうかくらい。逆に、首都圏の人が地方をわかっていないでする発言なんかは、すぐ気がついて、こちらは呆れたりもする。)
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by hiyorigeta | 2017-03-01 05:15 | 日々の生活 | Trackback | Comments(0)

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