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夏の水分補給は

 仕事場へは氷をたっぷり入れた水筒にレモン水などを入れて持っていく。そのために夏はレモンの蜂蜜漬け(瓶のレモン果汁と防腐用にほんの少しの焼酎もふりかける)を常備する、飲み終わったら、水を継ぎ足し継ぎ足しして冷水として飲んでいく。帰宅まで氷はなんとかもつ。

 先日、紙パックのライチジュースを買った。果汁は10%以下、「水分補給に」とあるので、今時はやりの薄っすら果汁風味のお水だと思って、この日は、水筒にそれを入れ、ごくりと飲んだら、しょっぱい。成分にはっきり「食塩」とある。よく読むと、スポーツをした時用の「スポーツドリンク」を想定しているのである。全然、運動をしない年寄がこれをがぶがぶ飲 むと、塩分過多となる。これも結局、元気な人用なのである。パッケージから読み取らないといけなかったので、この飲料に文句を言う筋合いはもちろんない。
 薄めながら数日に分けて飲んだし、飲み続けるものでもないので、問題はないのだが、動脈硬化予備軍は、こんなのにちょっと神経質になる。
 ドリンク類も、「スポーツしない人の水分補給に」とか、「お年寄りの水分補給に」みたいな製品が必要なのかしれない。もしかしら売れないかしら。

 まあ、買わずに、自分で冷茶を作って水筒に入れろよということなのだけれど、ここで新事実。毎日忙しい共稼ぎの同僚たちに、夏の水分補給はどうしていますかと問うたら、お茶を沸かして、それを冷まして冷蔵庫に入れている人はいなかった。 麦茶の水出しもしない。では、どうしているかと聞くと、全員(と言っても数人だけど)、安価な大きなペットボトルを売り出しの時に大量に買い付け、それを飲んでいるという。燃料費や手間を考えると、そんなに贅沢でもなさそうで、今やそういう時代なのかもしれない。
 そこで、2リットル百円を切るお茶を買ってきて冷蔵庫に入れた。こんな大きなペットボトル。アウトドアや部活用などの大人数以外で、我が家用として買ったのは初めてである。
 便利だということになるのか、もてあますことになるのか。

by hiyorigeta | 2017-08-02 21:25 | 季節の話題 | Trackback | Comments(0)

荷風散人宜しく金沢をぶらぶら歩きし、日々の生活をつづります。テーマは言葉・音楽・オーディオ・文具など。http://tanabe.easy-magic.com/


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