2017年 08月 02日
夏の水分補給は
先日、紙パックのライチジュースを買った。果汁は10%以下、「水分補給に」とあるので、今時はやりの薄っすら果汁風味のお水だと思って、この日は、水筒にそれを入れ、ごくりと飲んだら、しょっぱい。成分にはっきり「食塩」とある。よく読むと、スポーツをした時用の「スポーツドリンク」を想定しているのである。全然、運動をしない年寄がこれをがぶがぶ飲 むと、塩分過多となる。これも結局、元気な人用なのである。パッケージから読み取らないといけなかったので、この飲料に文句を言う筋合いはもちろんない。
薄めながら数日に分けて飲んだし、飲み続けるものでもないので、問題はないのだが、動脈硬化予備軍は、こんなのにちょっと神経質になる。
ドリンク類も、「スポーツしない人の水分補給に」とか、「お年寄りの水分補給に」みたいな製品が必要なのかしれない。もしかしら売れないかしら。
まあ、買わずに、自分で冷茶を作って水筒に入れろよということなのだけれど、ここで新事実。毎日忙しい共稼ぎの同僚たちに、夏の水分補給はどうしていますかと問うたら、お茶を沸かして、それを冷まして冷蔵庫に入れている人はいなかった。 麦茶の水出しもしない。では、どうしているかと聞くと、全員(と言っても数人だけど)、安価な大きなペットボトルを売り出しの時に大量に買い付け、それを飲んでいるという。燃料費や手間を考えると、そんなに贅沢でもなさそうで、今やそういう時代なのかもしれない。
そこで、2リットル百円を切るお茶を買ってきて冷蔵庫に入れた。こんな大きなペットボトル。アウトドアや部活用などの大人数以外で、我が家用として買ったのは初めてである。
便利だということになるのか、もてあますことになるのか。