2017年 05月 07日 ( 1 )

GW中、金沢は大混雑

 これまで黄金週間は全日仕事でつぶれて休みなしが続いていて、行きたかった「ラフォルジュルネ金沢」にもずっと行けないでいたが、今年は、前半の連休と後半五連休の初日と二日目午前中以外は休みとなった。
 ところが、あろうことか、肝心の「ラフォルジュルネ」が金沢から撤退してなくなってしまっていた。あれれ、今後どうするんだろうと思っていたら、地元の実行委員会は、急に「風と緑の楽都音楽祭二〇一七」と銘打った音楽フェスティバルを開催することにし、存続をはかった。大事な連休集客行事である。そのままやめる訳にはいかなかったのだろう。
 この新しい名前、タイトルの「風と緑」は、まあいいけれど、「楽都音楽祭」という造語のほうは、どうにも座りが悪い。いまひとつのネーミングのように思わないでもない。
 二月ごろ発行されたパンフを見つけたが、正直、魅力的な人はあまりおらず、今年はパスかなと思っていたら、愚妻がチケットを人様からいただき、急遽、行くことになった。

 第一回の今年は「ベートーベン交響曲全曲&ピアノ協奏曲全曲」という特集。入手したのは交響曲第四番。「英雄」と「運命」に挟まれた地味な曲なので、こちらまで回ってきたのかしもしれない。だったら、一番二番なんて集客はどうなのだろう?
 指揮はこの音楽祭に参加中の高雄市交響楽団の指揮者のチー・チン・ヤン氏。オケは地元OEK。交響曲の前に演奏した「コリオラン序曲」は、序曲らしく短くよくまとまっていて楽しめる曲。
 肝心の四番は、前から思っていたのだけど、中間の緩徐章が思いのほか軽快で、第三楽章はちょっと終わった感のある終わり方までしている上に、終章の盛り上がりが今一つで終わってしまう。つまり、メリハリに欠ける印象があったのだけれど、やっはり、久しぶりに生で聞いても、間違いなくそうだなと確認してしまう印象となった。演奏自体は、きっちりした判りやすい解釈で、オケの第一バイオリンは美しい。集客も思った以上で一安心。

 音楽堂でコンサートの時は、エスニック料理店に寄るのが定番になっていて、今回は始まる前のランチでもと思って行ったら、潰れていた。
 その場所はパンケーキの店になっていて、GWということもあり、驚くほどの行列を作っていた。ここのところ、フワフワとろとろのパンケーキがブームになっているので、たぶん、中央の有名店が出店してきたのだろう。
 また行くところがなくなってしまった。結局、そのパンケーキ屋さんの前にあったうどん屋さんでお昼にする。
 町は県外観光客の入れ込みと地元民のショッピングで本当にごった返していた。帰りのバスの中で、まだ夕飯時には早い時間なのにおでん屋さんに列をなしている様子も見えた。冬でもないし、こんな早い時間からおでんかいと、ちょっと呆れ気味に同情した。
 以前にも書いたことがあるが、金沢はおでんの名店が多いという地元民が知るマイナーな地域情報が、ネットで拡散、全国周知となって、こんなことになった。
 断言しますが、金沢おでんって特に変わったものでもありありませんよ。ちょっと、太平洋側にはない具材があるという程度。べちゃべちゃ雪が降る寒い夜に、繁華街に出て、こんな夜は、どこかでじっくり熱燗でも飲みたいなというシュチエーションだったら、もちろんお勧めしますがねえ……といった感じにすぎない。
 県外の方、こんな時に金沢に来ても、人が多すぎで、思うように色々できません。待ってばかりの観光になって消化不良で終わってしまうのがオチです。ご注意を。

 さて、この連休、私はといえば、このお出かけ以外は、新スピーカーの慣らしを兼ねて、クラシックやらジャズやら色々聴いてすごしました。
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by hiyorigeta | 2017-05-07 21:29 | 日々の生活 | Trackback | Comments(0)

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