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金沢日和下駄~私のものぐさ日誌~

カテゴリ:日々の生活( 302 )

新盆

 世は三連休。一日目午後、途中で仕事が終わり。夕刻前から晩酌モードで音楽を聴く。二日目、職場の同僚が開催に尽力していた帯結び展を中村美術館別邸で観る。浴衣の帯結びのアレンジを見せる展覧会。色違いの裏地をうまく見せたり、色違いの帯二本を使ったり、結びが大胆に左右非対称だったりと、多彩なアレンジ。一体、基本のバリエーションはどれだけあるのかと聞いたら、無限大とのこと。確かに、創作次第でクリエイティブである。やっていて色々発見がありそうで、女性にとって楽しい世界だと思ったことだった。

 お近く、しいのき迎賓館で開催中の「大村雪乃 Beautiful Lights 夜景のシールアート」も見学。一見、夜景写真だが、実際は光の点を丸シールを貼ることで表現した、手間のかかったアートワークである。一回一回、後ろに下がって俯瞰しながら作っているのか思って解説を読むと、どうもコンピュータで大枠を作って、それから貼っていくらしい。それでも大変な仕事である。丸シールのホール径の種類の制限の関係で、グラデーション的に小さくなっていくというような光の点を表現するのはちょっと苦しいように思った。

 通過のために入った金沢二十一世紀美術館は、案の定、大変な混みようで、無料のインスタグラムだけ観る。架空の虫の昆虫採集箱といった趣の作品。ジブリ映画に出てくる系の虫たちの感じ。

 ここ金沢は新盆。三日目は、墓参りに菩提寺へ。それとは別のお世話になったお寺でのお盆の法要、それに今回は、前日夜に通夜があって、この二日、お経づいていた。浄土宗、浄土真宗本願寺派、真宗大谷派と、同じ「南無阿弥陀仏」ながら、お経はいろいろ違う。
 特に遠出した訳でも、大車輪で動いたわけでもなく、かといって、家でじっとしていた訳でもなく、暑いので無理せず、することをして、お楽しみも少し入れたといったお休み。



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by hiyorigeta | 2017-07-17 20:05 | 日々の生活 | Trackback | Comments(0)

お気に入りの買い替え

 紡績会社が関係して設立されたアウトドア系ウエアブランドを気に入って使っている。キャンバス生地のキャップもその一つで、ざっくり編んで目の隙間が大きめなので汗の蒸発に優れている。麻のような肌触りも気に入っていたが、二十年近く年使っていて、さすがに傷んで黄ばんできた。
 帽子というのはお気に入りが手放せない。途中、いくつか帽子は買ったが、結局、こればかりを使っていた。
 先日、送られてきた同社のカタログにまだその帽子が残っていたので、同じものを再購入した。縫製がほんのちょっと違っていたが、基本同じもの。生地は、以前よりも粗目なくらいで、明かりにすかすと天頂部ははっきり向こうの景色が見える。
 元気で山に行っていたころに比べると、ヘビーユースにはならないが、今年の夏は暑くなりそうだ。タウンユースにせいぜい使いたい。
 貴金属などの高級品ならいざ知らず、こうした小物が、同じもので交替できるなんて、今の世では珍しくて、ちょっとうれしかった。

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by hiyorigeta | 2017-07-15 19:49 | 日々の生活 | Trackback | Comments(0)

料理の話

 よく行く大手ショッピングモール内に、直営の輸入食料品とコーヒー豆の専門店があって、最近はそこで珍しい食材を購入していた。貧弱なサラダをリッチにみせるオリーブの実の油漬けなどはそこで。(ほら、喫茶店なんかのランチのサラダに真ん中に穴の空いた薄い色の小さなスライスがあったりするじゃないですか。あれです。)
 昔、金沢は近江町市場の某スーパー二階にしか本格的な輸入食料品が置いてなかったから、ちょっと珍しい料理をつくろうと思ったら、わざわざそこまで買い出しに行かなけらばならなかった。
 このモール内のお店。実は「カルディ」という大都市圏で展開しているお店の真似であるということを知った。つい最近のことである。「カンブリア宮殿」という企業紹介番組で。

 今年、駅のショッピング街にその本家のほうが出店してきた。一番最初にその店に入った時は何にも知らないから、モール内のお店と同じお店がここにも出来たと思ったくらいで、確かに、そっくりであった。地元グルメの某ブログには、モール内の店のほうを「偽カルディ」と書いてあるのを見つけて、それには、さすがにちょっと笑った。
 だから最近は、駅に行く毎に寄って、なにかしらの買い物をそこでするようになった。今回は、バジル・ペーストの瓶詰、カリカリに揚げたフライド・オニオンなど。これらも単調になりがちなサラダの目先をかえるのにいい食材と思ってのチョイス。

 先日、生協の共同購入のお任せ野菜セットの中に見知らぬ食材が入っていた。しぼんだ花びらがついていて、少し胡瓜のような緑のふくらみのある小さな野菜。どう料理をすればいいのか、見当もつかなかったが、品書きに「花ズッキーニ」とあって、どうもそれだとネットで調べてみた。間違いない。ズッキーニを花の段階で摘み取ったもの。料理サイトには、花に詰め物をしてフリッターにするのが定番と書いてあったが、今回は、パルメザンチーズを振りかけてオーブンで焼いた。甘味が出て、思ったよりおいしい。
 それにしても、この歳で、見たことがない食材を料理するのは、面倒くさいながら、ちょっと新鮮だったりもした。
 食べながら、どこかの欧風料理店で、もうとっくに食べている気がしてきた。でも、自分で料理したのは初めてなので、初体験には間違いない。おそらく値は高いだろうし、そうそう食卓にのぼる野菜ではなさそうだ。
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by hiyorigeta | 2017-07-03 23:26 | 日々の生活 | Trackback | Comments(0)

お出かけ報告 

 仕事場と自宅の往復の単調な生活になりがちなので、休みの日は、時々街へ出かけている。
新聞販売店より毎年チケットをいただいて、五月、四季の生け花展を見学。もう一年がたつのかと驚く。つい最近見たばかりのように思って、現地で指を折って月を数えた。その後、いわゆるデパ地下でお買い物。

 先週は、これも恒例になりつつある駅前広場での中古音盤祭に出向き、CDを漁る。あたりの商業施設が開く前から行ったのだが、もうすでにそれなりの人出。LP漁りの人のほうが多いくらい。定年後、また若い頃に戻って、音楽を趣味にしなおした人が多いのだろう。そういえば、ニュースで、大手レコード会社(ソニー)がアナログ・レコード製造機器を新規購入して、アナログ強化をめざずというのをやっていた。今はレコード盤を作っている会社は一社しかなく、このブーム、当分続き儲かると踏んだのだろう。今年末あたりから、自社音源のLPが、リマスターとかなんとか言って、ちょっと高級そうにして、値段もCDよりお高めで続々登場してくるのだろう。その時には、今は買わないようにしているLPを、再度、買う方向に方針変更するか、悩んだりするかもしれない。
 
 この土曜日は、同じく駅前の県立音楽堂大ホールで、純名里沙とOEKの共演コンサートを聴く。毎年恒例の共済主催のクラシック・コンサート、区切りの記念回。第一部は、「くるみ割り人形」から「行進曲」と「花のワルツ」。それと、地元の合唱団混合で、日本の古い歌をつなぎあせた定番曲「ふるさとの四季」が演奏され、第二部で彼女がドレスに着替えて再登場、ミュージカルナンバーを中心に歌った。宝塚出身ということで、歌い方はポピュラー歌唱ながら堂々としたもの。高音も涼やかに伸び、息も長い。選曲もとにかく親しみやすく、聴衆を楽しませた。今年は、正確に言うと、タイトルで謳っている「クラシック」ではなかったが、こんな回があってもよかったかもしれない。
 この日、先にランチをしようということで、早めに駅に行き、ラッシュになる直前に昼食にありついた。この前つぶれたエスニック料理店のお隣のカレー店。変なスイーツ系や洋ものより、年寄りは親しみやすい。

 今日は今日とて、これも恒例の商事会社のフェアに行って、コーヒー豆などをまとめ買いしてくる。最近は自分用の服なども、もう十分にあるので買うことも少なくなり、食料品や日用品ばかりの買い出しだったが、ズボンのベルトを一つダメにしたので、一枚革の中級国産品を一本買った。ネクタイ・ベルトの専門ブースだったので、「ベルトの穴は、内側から二つ目になるように長さ調節をしたらよい」などと、ベテラン店員さんに教えてもらって合点した。傷みや太ることなどを考えると、なかなか合理的な考えである。

 と、かように毎年変わり映えもしない生活を続けています。
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by hiyorigeta | 2017-07-02 16:01 | 日々の生活 | Trackback | Comments(0)

近況報告

 特に重労働という訳でもない普通の日なのに、若い時に比べて疲れていて、夕食も早々にばたんと横になることが多くなった。引率とかある日は、特に疲れて、夕食も弁当を買ってきて、トマトを切る程度になる。せっかくのオーディオも火を入れず、枕もとのミニコンポで睡眠のBGMを聴く程度で終わって、曲は常に冒頭数曲しか知らないなんてことも多い。特に、食事がいい加減になるのはよくないなあ。
 体重は、昨年、リバウンドし、ピークの二キロ減程度まで肥ってしまい、今年の人間ドックの数値は悪そうである。 

 職場の今の小部屋は、仕事柄、癒しの環境音楽をかけたりする場合があって、古いラジカセが置いてあるのだが、それにMDのスロットを発見。家には大量のエアチェックMDがあある。それを試しに数枚持ってきてかけてみたがエラーが出た。よく見ると、MDLP(長時間録音)に対応していない初期型らしく、これまで、私は多くをMDLPで録音していたので、かからないことが判明。ちょっと期待したのに残念。

 人の名前が覚えられなくなったり、さっき指名した次の人が誰かわから なくなって混乱したり、仕事の精度はだんだん落ちてきていて、残念な気持ちもあるが、しかたがない。ボロが出ないように、残りの仕事をこなすしかない。
 そんな状態で、今月、なんと! 研究授業があたって、久しぶりに後ろに人が並ぶ中で授業をした。後に感想を聞きにいったが、「オーソドックスな授業展開で懐かしく安心してみていられた」というベテラン組の意見がある反面、「教員主導の誘導的な授業で、生徒が自由に考える余地があまりない」という若い人の意見もあった。色々聞いているうちに、年寄りと若い人の理想とする授業イメージ自体が変化しているのだということを感じた。話し合わせたり、意見を発表させたりする活動的な動きは、こちらは二次的な扱いで考えていて、時に取り入れる程度のイメージだが、若い人は教育の根幹的なものとして考えている。大昔、教育学で習った、教育の二つの方向性の違いを想起したことだった。
 何はともあれ、おそらく、これが最後の研究授業ではないかしらん。年とってからのこういう仕事は、ベテランなのにあの程度かと言われそうで、ちょっと苦しいねえと同年代の方と愚痴りあいました。

 若い頃、何も思わなかったことが、歳をとるといろいろ負担になったりする。若い頃、年寄りが違和感のある動きや発言をして、「あれあれ」と思ったものだが、こんな気持ちだったからかと、今になって気がつくことも多い。逆に、若い方が批判することが、私たち世代から見たらまったく普通だったりして、それを変というのだと驚いたりする。
 昔、退職する方がことさら派手なことを嫌い、地味に目立たないようにしようしようとしているのを見て、区切りなんだから、もっとちゃんと挨拶なんかしたらいいのに思ったものだが、先日、私と同年齢の方が、「すっとフェイドアウトするように引退したいものですね」というのを聞いて、私もその気持ちがよく分かった。あの時のあの方もこんな気持ちだったんだと今更ながら気がついて懐かしい。



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by hiyorigeta | 2017-06-17 20:41 | 日々の生活 | Trackback | Comments(0)

ローソンのガラス皿

ローソンのパンについているシールを集めて貰えたお皿。昔に較べてハードルが高く、一枚ゲットがやっと。写真の奥は前回のお皿で、同じかと思っていましたが、今回のほうが結構大きい
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by hiyorigeta | 2017-06-11 09:06 | 日々の生活 | Trackback | Comments(0)

凡事徹底

 若い教員の方の座右の銘に「凡事徹底」という言葉を上げている人がいて、それが偶然か何人かの中に二人いた。
 四字熟語のようだが、正直、初耳である。ただ、言いたいことは判る。「平凡なことを徹底するところから始めなさい」。
 座右の銘にしている人がいるくらいの四字熟語を知らないのは、この商売をしていて情けないなあと、まず、広辞苑をくってみたが出てこない。そもそも、「凡事」が言葉としてない。日本語として意味が通ることからの造語かもと、ネットのほうで調べると、すぐ出てきた。
 車関連企業イエローハット創業者の書いた本の中で提唱している言葉だそうで、トイレ掃除や洗車といった「凡事」を大切して、「平凡を非凡に努める」ことが重要と説いているようである。「非凡に努める」とは、つまり、まず、そういうところで能力を発揮し、人に抜きんでろということかしら? 
 もちろん、その精神は企業人として間違いないし、社訓的にも素晴らしい。
 今回、私としては、さっきも言ったように、もういい歳な上に、難解漢字ならいざしらず、簡単な漢字で出来上がっているのに、一度も聞いたことがない四字熟語ってあるんだとちょっと残念に思っていたので、最近、一個人が作った造語だと知って、ちょっと安堵したというだけの話である。
 ところで、ネットで読んだこの方の著作の紹介文には、この本には、芥川龍之介のことばとして「人生は瑣事に苦しみ 、瑣事を楽しまなければならない」というのを引用して説明してあるというようなことが書いてあった。
 でも、これには、ほんのちょっと違和感があった。前半は、芥川がいかにも言いそうな言葉だが、彼がこんな明るい結論を言うだろうか。それに、出典は「侏儒の言葉」らしい。それなら、なおさら。そこで確認してみると、本文はこうあった。
 
 人生を幸福にする為には、日常の瑣事を愛さなければならぬ。雲の光り、竹の戦ぎ、群雀の声、行人の顔、――あらゆる日常の瑣事の中に無上の甘露味を感じなければならぬ。
 人生を幸福にする為には?――しかし瑣事を愛するものは瑣事の為に苦しまなければならぬ。庭前の古池に飛びこんだ蛙は百年の愁を破ったであろう。が、古池を飛び出 した蛙は百年の愁を与えたかも知れない。いや、芭蕉の一生は享楽の一生であると共に、誰の目にも受苦の一生である。我我も微妙に楽しむ為には、やはり又微妙に苦しまなければならぬ。
 人生を幸福にする為には、日常の瑣事に苦しまなければならぬ。雲の光り、竹の戦ぎ、群雀の声、行人の顔、――あらゆる日常の瑣事の中に堕地獄の苦痛を感じなければならぬ。
 
 やはり。芥川は、人生の幸福のためには日常の瑣事の中に「堕地獄の苦痛」を感じなければならない、つまり、瑣事は愛さなければならないが、瑣事は苦しいと言っているのである。苦しいが結論では、論旨に合わなくなる。そこでひっくりかえした。一度、原典に立ち戻ると、こうした、ちょっとニュアンスが違うぞというようなことは時々ある。
 
 今回、著作を読んだうえではないし、紹介文を書いた方のまとめた言い方なのかもしれず、心もとないが、ここで言いたかったことは、犯人捜しや中身の話ではなくて、引用をする上での注意の話。
 自分が引用するときには、悪意なく無意識にこの種の引き寄せをしていないか、人の引用を読むときにも、もしかしたら、そうなっていないか、ちょっと気をつけないといけないなという自戒。
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by hiyorigeta | 2017-05-24 21:51 | 日々の生活 | Trackback | Comments(0)

一安心

 我がマンションのすぐ横にはかつてコンビニがあって重宝していたが、閉店。更地になって数年たった。駐車場も含めるとマンションが建設できる広さなので、ドンと高層ビルが建って、日当たりが悪くなるのではないかと恐れていたところ、昨年秋、敷地の一部に平屋が建ちはじめ、車の洗車やメンテナンスのお店が開店した。今後、小路の横からの車の出入りがあって気をつけねばならなくなったが、高層ビルや深夜も営業するような音の出るお店でなかったので一安心。平屋というのも、正直よかったと思う要素であった。
 雪の季節に洗車に訪れる北陸人はほとんどおらず、他人事ながら大丈夫かと思っていたが、春以降、冬タイヤからの交換、黄砂落としの洗車と、それなりに軌道に乗ってきたようで、ご同慶の至り。こちらとしては末永い繁盛を祈るばかり。
 我が町内は高さ制限の町内会合意が成立しなかった町会なので、日照権での高さ制限もなく、こうしたハラハラを抱えている。
 あのコンビニがなくなって、ちょっとしたものを売っているお店が近くになくなってしまった。家にないものに気がついて、パーッと階下まで下りて買いに行ったり、夜、最寄りのバス停から家まで帰る時に、ちょっと寄って小腹を満たすものを買ったりと、当時は何かと重宝していた。そういえば、夏の夜、暑くて暑くて、さっとビールを買ってきて飲めたのも便利だったなあ。
 さて、新しくできた車ショップ。重宝するかといえば、車は自分で洗っているし、そうそう行くところではなく、こちらのメリットはほとんどないのが残念。なんでもいいけど、使えるお店ができてほしかったなあ。
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by hiyorigeta | 2017-05-15 20:49 | 日々の生活 | Trackback | Comments(0)

竹の子の季節


 毎年恒例の筍料理を食す会。いつもはGW後の土曜日開催だったが、今年は四月の終わり、GW前に開催。いつも行く栽培農家に夕刻集合。
 最盛期の時期だけに、個室仕様ではなくて、襖をあけて、他の客と一緒にいただく卓並びであった。大学勤務は定年が六十五歳なんだ、羨ましいねえなんていう話がでる。
 食べ終わり外に出ると、町中と違って明かりが強くなく空気が澄んでいるので、星がよく見えた。一瞬、星を見る会となった。
 裏年ということで、今年の竹の子はこれだけかなと思っていたら、時期外れに近い一昨日になって、愚妻が二本いただいてきた。それで、ちゃんと今年も家で筍尽くしをいただくことができた。野生で少々伸びすぎのようだったが、採って数時間という新鮮さだったので、ちゃんと柔らかい。

 昨夜は、県総体に向けての景気づけの宴会が近くのホテル別館のイタリアン・レストランであり、美味しい料理をいただいた。こうした場所は、個人的にめったに行かない。
 悠々自適になると、こうした職場単位の公的な宴会はなくなる。来年は一年間、歓迎会とか頑張ろう会とか、「この名目での宴会はこれで終わりだな。」みたいな感慨を持ちながら飲むことになるんだろうな。今は、その「プレ」的な気分で宴会に参加している。

 最近のテスト作成の仕事。一種類でも、昔に較べ選択問題などがあって模範解答込みで十頁ちかく作って印刷せねばならなくなっている。コースが分かれていたり、いろいろな配慮が、どんどん 複雑なテストづくりへと変化して、できたものを関係者に見てもらうと、完璧だと思っていても何か所もミスが発見される。それに、それぞれの方の授業に合わせた汎用性も持たせねばならず、たった一種類作るだけでも手間は相当なものとなる。教員の仕事は、もろもろこんな風に複雑化してきており、ひとつひとつはちょっとした手間の増加程度のものがこうも押し寄せてくると、気が滅入る。今後、軽減の方向にいくとは思えないので、これからずっとこの商売をやっていく若い人たちは大変だ。
 一応、週末前に完成させて帰宅。休日に持ち越さずに終わって、気分的に楽。

 先週の休日は親戚のことでその家に行ったり、今週は別の親戚とファミレスで十年ぶりにあったりして、ちょっと色々な血の縁を感じる一週間でもあった。両日とも、五十年近く前の記憶を色々喋った。  

 今、道路の街路樹の根元は躑躅が満開である。赤・ピンク、それに時折白色が混ざり、鮮やかな色あいが美しい。暑い日も混じるが、朝方、ちょっと羽織るものが必要な時もありで、季節が進んでいく。

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by hiyorigeta | 2017-05-14 21:41 | 日々の生活 | Trackback | Comments(0)

GW中、金沢は大混雑

 これまで黄金週間は全日仕事でつぶれて休みなしが続いていて、行きたかった「ラフォルジュルネ金沢」にもずっと行けないでいたが、今年は、前半の連休と後半五連休の初日と二日目午前中以外は休みとなった。
 ところが、あろうことか、肝心の「ラフォルジュルネ」が金沢から撤退してなくなってしまっていた。あれれ、今後どうするんだろうと思っていたら、地元の実行委員会は、急に「風と緑の楽都音楽祭二〇一七」と銘打った音楽フェスティバルを開催することにし、存続をはかった。大事な連休集客行事である。そのままやめる訳にはいかなかったのだろう。
 この新しい名前、タイトルの「風と緑」は、まあいいけれど、「楽都音楽祭」という造語のほうは、どうにも座りが悪い。いまひとつのネーミングのように思わないでもない。
 二月ごろ発行されたパンフを見つけたが、正直、魅力的な人はあまりおらず、今年はパスかなと思っていたら、愚妻がチケットを人様からいただき、急遽、行くことになった。

 第一回の今年は「ベートーベン交響曲全曲&ピアノ協奏曲全曲」という特集。入手したのは交響曲第四番。「英雄」と「運命」に挟まれた地味な曲なので、こちらまで回ってきたのかしもしれない。だったら、一番二番なんて集客はどうなのだろう?
 指揮はこの音楽祭に参加中の高雄市交響楽団の指揮者のチー・チン・ヤン氏。オケは地元OEK。交響曲の前に演奏した「コリオラン序曲」は、序曲らしく短くよくまとまっていて楽しめる曲。
 肝心の四番は、前から思っていたのだけど、中間の緩徐章が思いのほか軽快で、第三楽章はちょっと終わった感のある終わり方までしている上に、終章の盛り上がりが今一つで終わってしまう。つまり、メリハリに欠ける印象があったのだけれど、やっはり、久しぶりに生で聞いても、間違いなくそうだなと確認してしまう印象となった。演奏自体は、きっちりした判りやすい解釈で、オケの第一バイオリンは美しい。集客も思った以上で一安心。

 音楽堂でコンサートの時は、エスニック料理店に寄るのが定番になっていて、今回は始まる前のランチでもと思って行ったら、潰れていた。
 その場所はパンケーキの店になっていて、GWということもあり、驚くほどの行列を作っていた。ここのところ、フワフワとろとろのパンケーキがブームになっているので、たぶん、中央の有名店が出店してきたのだろう。
 また行くところがなくなってしまった。結局、そのパンケーキ屋さんの前にあったうどん屋さんでお昼にする。
 町は県外観光客の入れ込みと地元民のショッピングで本当にごった返していた。帰りのバスの中で、まだ夕飯時には早い時間なのにおでん屋さんに列をなしている様子も見えた。冬でもないし、こんな早い時間からおでんかいと、ちょっと呆れ気味に同情した。
 以前にも書いたことがあるが、金沢はおでんの名店が多いという地元民が知るマイナーな地域情報が、ネットで拡散、全国周知となって、こんなことになった。
 断言しますが、金沢おでんって特に変わったものでもありありませんよ。ちょっと、太平洋側にはない具材があるという程度。べちゃべちゃ雪が降る寒い夜に、繁華街に出て、こんな夜は、どこかでじっくり熱燗でも飲みたいなというシュチエーションだったら、もちろんお勧めしますがねえ……といった感じにすぎない。
 県外の方、こんな時に金沢に来ても、人が多すぎで、思うように色々できません。待ってばかりの観光になって消化不良で終わってしまうのがオチです。ご注意を。

 さて、この連休、私はといえば、このお出かけ以外は、新スピーカーの慣らしを兼ねて、クラシックやらジャズやら色々聴いてすごしました。
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by hiyorigeta | 2017-05-07 21:29 | 日々の生活 | Trackback | Comments(0)

荷風散人宜しく金沢をぶらぶら歩きしたり日々の生活をつぶやいています。文字ばかりですがご容赦下さい。仕事がらみの話は話題が死んでから載せるようにしています。http://tanabe.easy-magic.com