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金沢日和下駄~私のものぐさ日誌~

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ジャニス・イアン「十七歳の頃」

CDショップで、昭和四十年代に日本で流行った洋楽を集めたコンピレーションアルバムを見かけ、思い切って買ってきた。四十曲中、聞いたことないものがあったが、それ以外は懐かしい曲ばかり。「マンダム~男の世界」とか「幸せの黄色いリボン」とか。ホセ・フェルシアーノの「ケ・サラ」なんて本当に久しぶりに聞いたが、何とも心を打つ大ぶりの大名曲であった。
 深夜放送の「パック・イン・ミュージック」(TBS)で流れていた「シバノ女王」や「ひまわり」などのインスト物も入っていて、実にツボを心得た選曲。我々世代の人が作った感ありあり。今と違って当時はフレンチ・ポップスが結構ヒットしていたことが判るし、日本だけヒットした曲とか、日本が仕掛けた曲というのも結構多い。これまでよく知らなかった訳詞を読みながら聞くのが新鮮で、へえ、こんな歌詞だったのかと今更ながら驚く。
 特に、ジャニス・イアン「17歳の頃」。過去形で書いてあるので回想の形をとってる。17歳の時、恋愛はごく一部の人たちだけのものであるということに気がついた。私のような者は、悲しく一人芝居を打つしかないのだと……。
 いじけて消極的な受け止め方だなと思いながら歌詞を見ていくと、最後に「ugly girl like me」とあって曲が終わる。「私のような醜い少女にとっては……」。最後の最後に直截な理由説明の言葉がドンと来るので、聴いているこっちは少なからずビックリする。そんな大胆な表現を最後に隠し持っている歌だったのである。
 これまで欲しいと思いながら、一発屋なので、アルバムを買うのをためらっていたプロコルハルムの「青い影」が収録されているのも嬉しい。
 昔ならこんなコンピ盤を買おうという気持ちは湧かなかったが、なにせ最近はアイドルCDを買うくらいである。全然、こだわらなくなって、ポップスを楽しんでいる。
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by hiyorigeta | 2014-05-28 18:50 | 音楽・ジャズ・オーディオ | Trackback | Comments(0)

ユーズミックスやら和製ロックやら

 八十年代にヒット曲を出したロックバンド「ユーズミックス」。そのメンバーの一人、アーニー・レノックスの名が教科書に出ていた。洋楽ヒット・シーンは七十年代までしか知らないので、正直、私は名前を聞いたことがあるような気がするといった程度。
 髪型の話題だったので、ネットで調べて、短髪の写真を生徒にみせようとプリントしたところ、それをみた同僚が、このグループのCDを持っているとのたまう。
 私は、八十年代も守備範囲に入れようと、ここ数年、TOTOを聴きに行ったり、スティングやシンディー・ローパーのベストを買ったりはしているが、正直、そのあたり止まり。数歳下の彼の場合、ほんのちょっとの差で、こういう音楽も守備範囲にはいるようなのだ。
 でも、生徒にしてみたら、どっちにしろ古い知らない音楽なので、どっちが新しいとか、こっちを聞いているとか、なかなかお若いですねとか、そういうことは、おそらく関係ない。ここにあげたアーティストの名前を生徒の前でずらっと言ってみたけれど、もちろんというべきか、誰も一人も知らなかった。
 別の日。韻の話をしていて、ビートルズくらいまではしっかり脚韻を踏んだものが多かったが、それ以後は、こだわらなくなったという話をした。その中で、「邦楽でも小室哲哉とかTRFとかの時代になると~」と言ったのだが、どうも、それもピント来ないようなので、授業が終わって、TRFを調べてみると、大ブームだったのは、彼らの生まれたちょうどその頃のことのようである。知らないのも無理はない。先生は知らないグループの名前をただただ並べただけという印象だったのではないかしら。
 文章を何の話で説明・解説すればいいのやら。年をとると、生徒との年の差がどんどん広がって、こちらの説明がちゃんと判ってくれて、各々の頭の中でイメージできているかどうか不安になる。
 さて、先日、日比谷の野音で、女だけのロック・コンサートをやっていたのをダイジェストにした番組をやっていた。「SHOWーYA」という老舗バンドが中心の進行で、それに女性ロッカーのグループが次々に出てくるといったステージ内容。ファイナルの「ああ無情」という曲は、確か、聴いたことがある。森高千里を本当に久しぶりに観たが、インタビューに答えている様子は、品のいい奥様といった風情で、あのミニスカートの子がと感慨深かった。途中、何と!八代亜紀まで出てきて、ロック伴奏の「舟唄」を歌った。
 多くがギンギンのハードロックだが、判りやすいリフが多く、大昔のマウンテン~ディープパープル~レインボウあたりからなにも変わっていない感じがした。
 ということで、私にも判りやすく、且つ、女性だからパワーが落ちるということなど全然なく、演奏も上手く、結構、楽しめたというのが正直な感想。今やジャズも演奏者の女性進出が甚だしく、シーン自体、女性で保っているというところもある。
 先日、ポール・マッカートニーが七十すぎというお歳をおして来日したが、体調不良で全公演をキャンセルしたというニュースをやっていた。七十歳をすぎたご老体である。極東の旅はこたえたのだろうか。
 以上、最近の私のポピュラー音楽与太話。
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by hiyorigeta | 2014-05-27 17:37 | 音楽・ジャズ・オーディオ | Trackback | Comments(0)

仏壇開眼法要ほか

新しく買った実家の仏壇。スペースに入らないとかいろいろあったが、先日、お坊さんに来てもらい、亡父の月命日にあわせて仏壇開眼の法要をして、仏壇として正式になった。忙しくて実家の行き来もここのところご無沙汰だったが、久しぶりに集合。夜は外食をしながら少しく歓談した。
 春の山菜のシーズンが終わったら、今度はそろそろ苺の蔓をまくる時期らしく、小粒の商品価値が低いものが底値で売られるようになってきた。ジャムづくりで一番楽なのが苺である。もう恒例の作業で一瓶作った。いつも少なめにする砂糖も今回は定量入れて、レモン汁もたっぷり。しっかり煮つめ、濃厚なものを作った。鍋洗いの余録として、紅茶パックを入れて、ジャムティーにして飲むのもお楽しみ。一ヶ月ほど、パン食がちょっと楽しくなる。
 取り立てて言うこともない平々凡々な日々。暑い日が混じるこの頃。
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by hiyorigeta | 2014-05-26 17:01 | 日々の生活 | Trackback | Comments(2)

浮世床   

 職場で写真を撮るということで、空いた時間に飛び込みで、近所の理髪店に行った。坊主のバリカン刈りと、顔剃り。ここ何年も自家用電気バリカンで済ませていたから、顔をプロに剃ってもらうのは本当に久しぶり。髭剃りなら毎日しているが、耳の産毛とかはもう久しぶり中の久しぶりである。
 終わって外に出ると、8ミリ刈りにもかかわらず、春風に髪がそよぐ空気抵抗感を感じて、それがまるで髪がある時のような感覚だったので、薄毛のオジサンは驚いた。プロが手入れすると(ない髪でも)さらさらに感ずる。剃られながら、銀行が近くになくなって不便になったねとか、ご近所話も少々。
 懐かしいご近所おつきあいの感覚。
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by hiyorigeta | 2014-05-20 17:44 | 日々の生活 | Trackback | Comments(0)

いつもと違う感覚

 アップ遅れで実際は四月にあった話。
 仕事がらみで、夕刻、金沢の北の郊外、津幡の大型商業施設周辺の店を何軒もウロウロした。高架の国道からはよく見える新しい商業ゾーンだが、実際に降りたって、あたりを歩くのは始めて。平日の夕方らしく、普通の人々が普通に買い物をしているごく普通の風景。しかし、城南地区に住む私には、全然知らない場所だったので、もの珍しかった。
 ある瞬間、なんだか、急に遠いところに来たかのように錯覚しはじめ、日々の生活から切り離され、知らない星に舞い降りたかのような気持ちになって、非日常感覚に陥った。
 その時、ケータイが鳴った。以前、紆余曲折があった卒業生から、明るい声で、今年四月に就職が決まって赴任中との報告。声も朗らかで、しっかり社会人になったことが嬉く、話ながら当時を色々思い出した。こんな電話は本当に教師冥利に尽きる。
 非日常感覚と昔の記憶とうれしい気持ちが心を占めて、目の前の仕事だけで気持ちが終わっている日常と照らして、自分を外から見るかのような気持ちになった。こんな気持ちは、時に絶対必要である。
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by hiyorigeta | 2014-05-15 17:29 | 日々の生活 | Trackback | Comments(0)

春真っ盛り

 町はハナミズキが盛りを過ぎたあたりで白やピンクが美しい。街路の植え込みには躑躅も赤紫の花を咲かせており、明るい原色が青空に映えている。
 GW前半の部活の合宿は思ったより寒くて、持っていった布類を全部着て凌いだ。北陸ではGW中でもはっきり寒い時が多い。
 仕事が終わったGW最終日の夕方、愚妻と大型商業施設へ。安売りにつられて、合宿の集合写真をセルフのデジカメ・プリント・マシンで仕上げたら、画素が足りない安カメラの写真のようになって、ゲンナリした。印刷途中で気がついたが、どうしようもない。はじめてこうした機械を使ったが、カメラ店のDPとこの種のお手軽機械との違いを実感して、「安物買いの銭失い」感たっぷりであった。
 好物の筍は今年表年だそうで、もらいものも多く、筍づくしが続いている。土曜の夜は別所の筍料理に舌鼓をうった。筍農家の家の前の立派な藤の花も今が盛り。料理は、あざみの葉やうどの天ぷらが珍しい。
 ちょっと山間部に出ると、食べられる野草が沢山生えていそうだが、見分ける知識もなく、山菜摘みは、子供の頃、親に連れられてして以来、やったことがない。
 この休日、人様から蕨をいただいたので、おひたしにしたり、蕗を葉ごといただいたので、新聞誌を広げながら夫婦でスジをとったりした。なかなか手間な作業だったが、これも子供時代以来ではないだろうか。昔はよく自生しているものに手を加えて食材を確保したもの。今は食材のほとんどをスーパーでまかなう
 なんだか懐かしい遠い記憶を再現しているかのようなひととき。春だからこそ。
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by hiyorigeta | 2014-05-12 17:38 | 季節の話題 | Trackback | Comments(0)

アンの力

 我々世代が小さかった頃は、まだ戦前の男女観が残っていて、その頃の成人女性はそれに縛られていたところがある。我々世代になると、今の発想に近くはなるが、女子は、短大卒、二十半ばに結婚あたりがスタンダード。均等法もなかったし、男子同等の給与は望めない時代だった。
 愚妻は本好きで、「赤毛のアン」は愛読書。自分で稼いで自活できるということをはっきり意識していたという。旧の道徳に従うことを潔しとしない女性たちは、アンに女性の生き方の範を求めたというところが、彼女に限らず当時は結構あったはず。
 今のNHKの朝ドラ「花子とアン」は、アンの翻訳者村岡花子の生涯を描いたもの。幼少時代が明治時代。小作農の娘として苦労して勉強していく様子が描かれている。ああしたハングリー精神は、愚妻くらいまでの時代はそれなりにあったのだが、今は稀薄になってきている。女生徒を見ていても、絶対にこの仕事について、やるといった全面に出た覇気を感じなくて、出来る範囲で頑張るといった路線を感ずる。
 お話はなかなかよく出来ていて、NHK連ドラとしてオーソドックス。最初のほうに出てきた石板で同級生を叩くシーンで、愚妻はアンの話と一緒だとすぐに気がついた。そういうふうに見ていくとあっちこっちそんまんま。そのあたりの踏まえ具合も楽しい。
 今の女子に足りないのは「アンの力」だよねえというのが職場の一致した見解。
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by hiyorigeta | 2014-05-07 17:59 | 教育・世相 | Trackback | Comments(0)

鉄道写真家中井精也写真展「1日1鉄」を観る

GW7日の休日のうち、プライベートは半日のみ。その半日を使って、ミッゼふくおかカメラ館にて上記写真展を観に行った。
 ナビがいつもと違って、小矢部市で高速を降りるように指示し、石動駅前経由の旧道を進む。久しぶりの市内だったが、ガンギがあった川沿いの古い商店街は建て替えられた家が多くて風景が変わっていた。
 中井精也は「1日1鉄」ブログで写真好きには有名で、何度か閲覧した覚えがある。今回の展覧会もブログ10周年記念を謳っている。鉄道写真とは言うが、点景であることも多く、鉄道や駅を素材にして日本の四季を撮る感覚の作品が多い。誰でも理解出来るステキな景色のオンパレードで、季節感や空気感がうまく出ている。列車は動くので、この季節でこの場所で、よくうまくいい構図に列車がはめ込まれているなと、そのシャッターチャンスの巧さに感心しきり。色彩感にもすぐれ、同色の使い方もわかりやすい。破壊された三陸鉄道の写真、パリ駅の映画の一シーンのような写真も興味深かった。
 今、彼は、BSのテレビ番組のレギュラーがあったりして、世間的にも人気急上昇中。GW中に本人が来館するそうだが、会場が近くのホールに変更になっていた。
カメラ館近くの洋食店がお気に入りで、写真展を見に来る度に寄っていたが、今回、遅いランチをと思っていたら、貸店舗の張り紙が……。美味しかったのに。近くのうどん屋さんに変更。正味四時間のGW唯一の行楽はこれで終了。
職場の遠足引率でバーベキュー。道中は降られたが、現地ではなんとかもって、楽しくお肉をつっついた。四年前、同様企画で雨になり、サイトはぐちゃぐちゃで、タレが雨で薄まりながら食べた過去があったが、あれに較べるとだいぶマシ。
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by hiyorigeta | 2014-05-06 18:56 | 行ったところ | Trackback | Comments(0)

荷風散人宜しく金沢をぶらぶら歩きしたり日々の生活をつぶやいています。文字ばかりですがご容赦下さい。仕事がらみの話は話題が死んでから載せるようにしています。http://tanabe.easy-magic.com
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