ブログトップ

金沢日和下駄~私のものぐさ日誌~

<   2014年 10月 ( 4 )   > この月の画像一覧

コーヒー大作戦を冷やかす

  十月ギリギリで休みがとれ、土曜日はダメだったが、今日は終日空いた。
タウン誌を見ても十月の休日はなんやかやと中心街で行事をしている。今日やっているは、新竪町の「コーヒー大作戦」。近年、このさびれた商店街にお洒落な若者向けの商店が間借りし、うまく古い商店と混在している。クラフト感のある店が多いので、我々が冷やかしてもそう違和感はない。近代的な小ビル街となり、逆に今の時代に合わなくなった感のある竪町より元気がいい。
 コーヒーの屋台が通りに並び、パンやビスケットなどの関連の屋台も出ている。働いている人も客も多くが若い世代。奇抜な格好の人たちもちらほら。昔でいうニューファミリー的なご一家も……。パンフなどで大宣伝している訳でない。今やこの種の若者発信のイベントは、ネットが大きな拡散メディアであ る。
 ぷらぷら冷やかして、幾つかの店に入り、テントで淹れているコーヒーも飲み、そのまま竪町を抜けて片町経由でバスに乗って帰った。子供の頃から建っていた旧大和ビル(最後はラブロという雑居ビルになっていた)が完全に解体されてぽっかりと空き地になっていて、そのあたりは、かつて見たことがない景色になっている。ここが石川県の土地の最高値の場所という面影はなかった。いずれ再開発で新ビルが建つはずだが、盛り返すだろうか。今は単に繁華街の通りの一部というイメージになっていて、少々、淋しい気がした。
 人通りもほとんどなく、昼飯を取ろうと飲食店を探したが、スクランブル交差点界隈あたりまで、昼営業しているところがほとんどなく、空しく帰った。繁華街なのに、本当に淋しいかぎり。
c0098228_13514185.jpg

[PR]
by hiyorigeta | 2014-10-26 22:30 | 行ったところ | Trackback | Comments(0)

この秋に観た美術展

 夏以来、土日に仕事が入り休みがあまり取れていない。今日、珍しく空いたので、晴天がもったいないと、市内に出向く。
中村美術館にて「今村コレクション名品展」鑑賞。金沢で酒造業を営んでいた今村家からの寄贈品の展示。お酒の引き札から、掛け軸、ハレの場の椀ものなどが中心。
 「金沢工藝再発見100人×100品展」。於金沢21世紀美術館B1市民ギャラリーB。金沢で実際に売られている伝統工藝品の中で、クラフト色のつよい品々を展示。扱う商店も明記された一種の商品見本市。塗り物焼き物はもちろんのこと、手鞠、釣り針など加賀・能登のモダンな伝統工藝が勢揃い。ショーケースにならず、ちゃんと美術展になっているところにセンスのよさが光る。
 せっかく出て来たので、人気のパン屋さんが集った四高記念公園でのパン博にも行ったが、大行列で退散。手前、しいのき広場でやっていたスイーツ博も冷やかし、お持ち帰りでケーキを買う。
 去年はこの秋の行楽シーズン、もっと市内に繰り出していたのに、今年は今日だけになりそうである。
 先日の名古屋では、夜明け前出発にして、無理矢理、美術展をひとつ駆け足で観た。名古屋市美術館。大人気の科学館の隣りにある。開催中の特別展は「現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展~ヤゲオ財団コレクションより~」というえらく長いタイトル。台湾の財団が所有している現代アートの展示。実際にモダンな住まい空間にそれらが飾られている様子が写真で紹介されている。ウオーホルやリヒターのボケボケな写真など。日本人画家の杉本博司の作品が新鮮。上下二等分された漆黒の海の景色や彼流の「最後の晩餐」図など。絵につく解説が市場価値などをあけすけに語る論調なのが面白い。
 下階の常設展では、なんと言ってもエコールド・パリの画家たちの作品が目を引く。ユトリロの「ノルバン通り」はまずまずの佳品だったが、モジリアーニの「お下げ髪の少女」は、彼の中でも傑作の部類ではないか。また、キスリングの「マルセル・シャンタルの肖像」は、暗い背景と衣装の中で手と顔だけが浮き上がり 彫りの深い女優がこちらを鋭い視線で見つめていて心に残る。他にドンケン「コルセットの女」もちょっとエロチックで印象的。このあたりがなんと言っても、この美術館の宝物である。
 開館直後で、人もほとんどおらず、見張りの館内員ののうがよほど多い、静かな中で観ることができた。建物の設計は黒川紀章。ただ、観客の動線を含め、少々古くなってきた感じであった。
 
[PR]
by hiyorigeta | 2014-10-19 22:46 | 行ったところ | Trackback | Comments(0)

日帰りで名古屋に

 前夜、駅近くで酒宴があり、早朝出発して、夜半に帰着の日帰り出張で、金沢駅を丸一日で三回も見る結構ハードなスケジュールで名古屋に行った。
 あまりの早朝なので、金沢から「しらさぎ」に乗った客はまばらであったが、福井からは黒っぽいビジネスマンの集団が乗り込んできて、車内は「男の仕事」感たっぷりに……。その人達は、ほとんど米原で下車していった。東京で仕事をする日帰りビジネスマンなのだろう。帰りの金沢駅の改札でも、ぞろぞろ黒いスーツの集団がはき出されていって、カジュアルな格好をしていた私は異質な部類であった。
 昔は背広と言っても、もっと色のバラエティがあったが、今は皆真っ黒に近い。鞄も黒。こんなカラスのようなかた苦しい格好で、大遠征するサラリーマンにならなかったのは幸いなるかなと、正直、思わずにはいられなかった。大変なお仕事である。
 名古屋では研修をみっちり。終わってすぐ列車に飛び乗る予定だったので、仕事前にお土産をキヨスクで漁る。鶏手羽、ういろう、全国菓子のご当地限定バージョンなどなど。昼食も定番の味噌煮込み饂飩。仕事で行くと、食事と土産のみが「ご当地」感を感ずるアイテム。出張費が出ても、結局、私費で色々買ったり払ったりするので、それなりの自腹出費となる。
 お金も出るし疲れもするし、慣れぬ日帰り県外出張はなかなか大変でした。
[PR]
by hiyorigeta | 2014-10-15 23:43 | 行ったところ | Trackback | Comments(0)

結局、プラスチックから

長年使っていた珈琲メーカー。ここのところ、フィルタードリップで漉していたので、出番が少なかった。今夏より職場が仮部屋となったので、急遽、職場用として貸し出した。使い始めてしばらくして、蓋のロック部分が壊れた。ツメが折れたらしい。部品はプラスチック。結局、力のかかる部分から壊れる。
 何度も書いたことだけれども、人工樹脂はもたない。若い時はあまり気がつかなかったけれど、経年劣化で、どんなに他の金属部分や自然素材部分が丈夫でも、結局、そこが傷んで、おシャカになる。
 あるライフスタイルの本を読んでいたら、まるでプラスチックを呪詛するかのごとく「排除すべき」と強調している文章に出会った。お歳の女性ライフ・スタイリストとして著名な方。私と同じような経験を積み重ね、愛想を尽かしたのだろう。気持ちはよくわかる。
 若い方のその手の本を読むと、半透明な樹脂製のボックスを多用していたりして、こだわりはない。
大昔のカラー写真を今見ると、かなり色褪せている。特にカラー初期の六十年代から七十年代初期のもの。これが八十年代に入ると、今もまったく問題ない発色である。あの頃、「百年プリント」とか銘打って、長持ちすることを大宣伝していた。確かに、今になって、品質が向上していたと証明できている。
 プラスチックでも、高品質なもの、安手の物などさまざまなのだろうけれど、消耗品ではない、長く保たせるべき品の場合は、耐光性・耐熱性の高い、一生ものの人工樹脂であってほしいもの。
[PR]
by hiyorigeta | 2014-10-05 05:03 | 日々の生活 | Trackback | Comments(0)

荷風散人宜しく金沢をぶらぶら歩きしたり日々の生活をつぶやいています。文字ばかりですがご容赦下さい。仕事がらみの話は話題が死んでから載せるようにしています。http://tanabe.easy-magic.com