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山本二三展を観る

穏やかだった連休。早割でタイヤ交換をしに行ったり、トランクにスコップなどを積み込んだり、物置に行って長靴を出してきたり、少しずつ冬の準備を始めている。12月は土曜日曜にも予定が入っていて、せわしない。ゆっくりできたのはこれが今年は最後かもしれない。
 金沢21世紀美術館に表題美術展を観に行く。
 昔、ジブリ映画を初めて観て、驚いたのは、背景の細密な描写。あれこそジブリがジブリである所以である。その背景画を書いていたのが 山本二三。
 その背景画を中心に、イメージボードなど彼が手がけた作品を展示したのが今回の展覧会。セル画がないので、人物はほどんど出てこず、あくまでも映画の雰囲気を決めるバックの風景ばかり。原画を観ても、やはり、その細密さは驚くばかりで、根気のいる仕事だと恐れ入るが、ただ、何枚も見続けているうちに、何か足りないような気がしてくる。やはり絵に主人公が欲しくなってくるのである。そこが鑑賞する絵画として画竜点睛を欠いていて、途中から、背景は背景なのだと当たり前のことに納得をしてしまう結果に。
 主役のいないジブリ展。
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by hiyorigeta | 2014-11-26 04:56 | 観劇・映画 | Trackback | Comments(0)

待っていた初CD化

 有名で、今にも名前が残っているのだが、実はそんなにたいしたことないアルバムがある反面、内容充実している割には、大売れで超有名とまではいえないアルバムもある。
 笠井紀美子「マイ・ラブ」(ソニー)は、まさに後者の代表。特に冒頭曲「ユーズ・ミー」の格好良さは格別で、ずっとCD化を待ち望んでいた。先月末、発売され、今回ようやく入手できた。
 七十年代のCBSソニーは新録音に積極的で、来日したジャズマンを次々に録音していた。今回、同時発売の「キミコ・イズ・ヒア」はシダー・ウオルトン・トリオの来日時に録られたし、後の彼女とヘッドハンターズとの共演もたしか来日時。H・ハンコックはソロ、トリオ、ヘットハンターズ名義と、何枚も日本録音がある。
1975年録音のこのアルバム。その勢いで、ついに日本製作で海外録音に打って出たといった格好のアルバムで、バックのサックス陣には、リー・コニッツ、スタン・ゲッツ、アル・コーンとジャズの巨人が並んで豪華この上ない。リズムは、コーネル・デュプリー、ジョー・ベックと、こちらはフュージョンシーンの人気ギタリストがつきあって、いわば、ジャズ~フュージョン混合編成。現代的なリズムなのだが、アコーステックな雰囲気も色濃く残って、なんともいい感じである。発売当時はLPのはずだが、異例の長尺録音で、LPで片面三十分近くある。おそらく大枚はたいた巨匠達のソロをカットしづらかったのだろう。だから、ちょっと他の曲は間延びしていないでもないが、大意欲作には違いない。制作は辣腕テオ・マセロ。
 これまで、「ユーズ・ミー」を聞きたくなるとは、ユーチューブで聞いていたので、ちゃんとCD音質で聴けるようになってうれしい限り。
 ちなみに、この曲で印象的なハンドクラッピングは、一緒にやろうとすると大変難しく、上手くできない。今回CDを何度もリピートして、手拍子の間隔が等間隔でないということを発見した(一回ごとに半拍前倒し?)。こんなの初聴きで素人が合いの手で入れられるレベルではありません(汗)。
 ということで、夜に自宅で、ズレた手拍子をしている怪しいオッサンは私です。

c0098228_1745447.jpg(ジャケット WEBより)
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by hiyorigeta | 2014-11-25 20:10 | 音楽・ジャズ・オーディオ | Trackback | Comments(0)

ウオークマン復活2

 ウオークマンを電波で飛ばしてFMで受信して聴くアーム型カーアダプターも、本体を買ってまもなく購入したのだけれど、ワイパーなどの車の雑音を拾って使いにくかった。最近入れだしたPC経由の音源は影響が少ないが、それでも音が割れる。最初、電波の影響かと思っていたが、大音量時に割れることに気づき、本体の各種ブースト機能を停止させたところ、すっきり鳴るようになった。電波特有のサーッというノイズは入るし、音も所詮電波レベルだが、運転中の小音量BGMなら特に問題もない。
 ということで、車のアダプターに挿したり、家の枕元においてヘッドホンをミニスピーカー代わりに聴いたり、先日は、休日の誰もいない職場で独り仕事をしている時、ヘッドホンを首に引っかけて音楽を聴きながら単純仕事をしたりと、結構、音楽漬けになっている(いい歳のオッサンが傍からみると若者ぶっている感じに見えて変だろうかなどと変な心配をしたり……)。
 改めて使ってみて、ウオークマンの機能で面白かったのが、お任せ選曲モード。朝だったら「朝のおすすめ」にしておくと、その時間にふさわしい曲を選んでくれる。CDは大抵お目当て曲のために買うもの。それ以外は買った時以来聴いていないというようなことがよくある。ウオークマンにはCD一枚まるまる入れているので、時にそうした覚えのない曲もかかる。誰のなんというCDかまでは判り、CD全体としては気に入っているのだが、それ以上は記憶していない。そんな曲が流れるので、実に新鮮に聴くことが出来る。何が次にかかるのかも判らないのも楽しい。メモリーの中は、ジャズからクラシックからJ-POPまで種々雑多。Negiccoの次に五十年前のモノラルのジャズがかかって、でも、それが自分の趣味だと思うと、何だか愉快である。
 さて、その流れで四十周年記念で一号だけ復刊になった雑誌「FMレコパル」(小学館)を買った。懐かしいオーディオ機器の写真が載っていたり、アナログ音源をデジタル化する方法の解説やハイレゾ入門記事があったりと、まさに、あの頃、この雑誌を買っていて、今もそうした方面に興味のあるオジサン向けの企画。これと「FMファン」は、あの頃の音楽好きの大事な情報収集雑誌であった。「FMレコパル」は付録のカセット・インデックス(レーベル)がユニークなイラストで、気に入って、よく切り取って使っていたものだ。
 いやはや、懐かしい。
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by hiyorigeta | 2014-11-24 13:03 | 音楽・ジャズ・オーディオ | Trackback | Comments(0)

暑い寒い

 プレハブが寒いことは重々判っていたが、昼間、秋晴れの太陽が降り注ぐと、今度は暑くて厚着がうっとうしくなる。生徒は上着を脱いでポロシャツになったりしてる。11月なのに!!! 温室効果になっているのである。太陽が沈むと、今度は当然のことながら一気に冷え込む。
 臨時校舎ならではの、クラス別々に動く暖房のオンオフをどうするかなどというイレギュラーな決まりも作らねばならない。本当に厄介である。
 新人大会の三日間は寒くて大変だったが、11月後半の休みは青空が出た。毎年11月は寒暖の差が激しい。それでも今年は暖かい部類ではないかしら。
 こちらがどんどん悪天候に向かって雷が鳴っていた某夜、新潟のFM放送収録中のNegicco(ご当地アイドル)のライブ・ユーストリームを視聴していると、向こうでも雷鳴が鳴り響いて、まったく同じ天候であることが判って面白かった。新潟市は遠方だが、それでも同じ中部の日本海側。こちら側の人は皆同じ風土の中を生きているのだなと実感する。ますます彼女たちを身近に感じた。

   これこそが黄色ぞ観よと銀杏落つ
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by hiyorigeta | 2014-11-23 10:53 | 季節の話題 | Trackback | Comments(0)

同窓会に出席

 自分の期が幹事ということで誘われて、先日、同窓会総会に出席した。お年寄りから若い人まで年齢がバラバラなので、焦点がぼけやすいのはしかたがない。
 むなしく座っているだけだろうと覚悟して行ったら、隣は卒業以降も付き合いのある知人、反対のお隣は同じ部活動の仲間で、楽しく近況報告や消息話などができた。
 同級生が同窓会の会長や幹事になっての新体制なので、幹事でもないが、後日、ちょっとした打ち合わせに参加したりもした。
 多くの学校で、若い世代が同窓会をしっかり受け継いでいこうという意識が欠落し、各期が動いていないという。期幹事になっても、なぜ俺がしなければならないのかといった感覚らしい。また、受け入れ側の学校も、担当が片手間のそのまた片手間仕事になっているらしく、多くは望めないという。
 いろいろ昔風のやりかたでは、うまくいかなくなっている部分もあようだ。立て直しをしようと頑張っている意欲的な会長さんのもと、今の人の人づき合いに合った同窓会を模索していくほかあるまい。
 そういえばと、最近、親の介護で忙しく連絡をとっていなかった同級生に電話をかけ、近況報告をしあった。同窓会があると、しばし、友人を思い出すモードになる。
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by hiyorigeta | 2014-11-22 22:30 | 日々の生活 | Trackback | Comments(0)
先日、金沢二十一世紀美術館の設計者として、金沢でも著名な妹島和世氏の生徒向け講演会を聴いた。この美術館のコンセプトや施工過程から話を起こし、以降、自分が最近手がけた作品を解説していくという流れ。特に最後にまとめたりはせず、個別の作品紹介に終始した。
 ゆっくり床が上下しているスイス連邦工科大学ローザンヌ校の施設「ロレックス・ラーニングセンター」、二十一世紀美術館の横に並べた箱を縦に積んだようなコンセプトに直した感のある「ニュー・ミュージアム」、屋根が寄せ集めたような外観が印象的な京都の集合住宅(Nishinoyama House)など。
 てっきり造形作品のように外を最初に決めるのかと思っていたら、まず、中でどういうことが行われるのか、中での生活を考え、内部を決めてから外を考えるという流れらしい。
建築設計という仕事は「まとめ役」であると言っていたのも印象的。金沢の美術館の場合も、開かれた町なかの美術館というコンセプトの上で、市側やキュレーターらと何度も話し合い、向こうまで見通せる建物で、マルに四角、中庭が四つある形が構想されたという。中での人の生活や動きをイメージし、強度のほか、空気の流れ、音の流れなども考えなけれなならず、多くのエンジニアの力を借りてそうした問題を解決していくという。話を聞いていると、オーケストラにおける指揮者のような立場なのだということかよく判る。
 犬島の例もある。「建築」は、その土地の状況や人の生活を一変させる。「建物」「人の住まい」という単語だけでは括れない大きな概念である。
 講演は、画像を使った具体的な話だったので、難しくなかった。しかし、建築の世界では常識のカタカナ語がよく出てきたが、聴いていた生徒はイメージできていないかもしれない。たとえば、「パース」。
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by hiyorigeta | 2014-11-17 20:51 | 石川・金沢話題 | Trackback | Comments(0)

父の七回忌

 父の七回忌を営んだ。父と同世代の、遠方の縁者は呼ばず、地元の親類のみの小さな会。寺での法要と地元の料亭での会食。
 死つながりで別件。
 三十年ほど前の初任の時、真後ろに座っていた同い年の同僚。その後も部顧問として大会の時などに顔を合わせていた。その方に昨年癌が見つかった。ぽつぽつとお会いするたび、痩せられて、最後にお会いした時は食事が喉を通らないとこぼしていた。部合宿中に葬儀があり、急遽、出席。自分が面倒をみていた部を最後まで気にしていたらしい。部代表生徒の弔辞もあった。
 特に自分と同い年の人が亡くなるのは寂しいものである。昨日まであった新人大会の開会式冒頭に選手向けに黙祷があったが、顧問控室では彼の話は出なかった。初日悪天候で列車が遅延し、対応でバタバタしたせいもあるし、そもそも大会は半年の成果を試す選手の戦いの場。それどころではないということもある。
 大会中、弓具点検などで出場選手に怒るのが彼の仕事だった。あのガミガミはもう聞けない。
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by hiyorigeta | 2014-11-16 21:29 | 日々の生活 | Trackback | Comments(0)

ウォークマン復活

3年前にアイポッド(ipod)とどちらにしようかと迷った挙げ句、音がいいという理由でウオークマンを選んだ。必然的に、アクセサリーや対応オーディオは、ソニー製以外の選択がほとんどなく、全然拡張できなかった。おまけにパソコンの機能が一部更新できなかったために、対応アプリが使用できず、音楽の入力は、アナログ系統でしていたので、使い勝手も悪く、ほとんど使えていなかった。
 パソコンが最新型になったため、ようやくアプリをインストール。アプリ経由で迅速に曲を入れることができるようになった。心配していた容量も全然余裕ということが判り、昨今、お気に入りのCDを入れ続け、ようやく自分らしい機械になってきた。
 久し ぶりにデジタルオーディオの世界をネットで調べると、世の中はハイレゾというのが話題になっているらしい。例のCDの上下切った周波数まで情報を入れた高音質で、機械臭い音から、ようやくそれなりの音になってきたということらしい。
 ハイレゾに対応している携帯型オーディオはまだ最新型のみ。固定型はまだ高価。パソコン上でダウンロードしても、遅い回線だと結構な時間がかかるという。うちの速度では絶対ダメだ。
 CDのフォーマットが決まってから、もうだいぶたつ。無理に無理を重ねてこのフォーマットに盛っている感があるので、こちらのほうが素人聴きでも圧倒的に高音質という評価を得、且つ、すべてが手軽でスピーディだということになった段階で、CDはいよいよ滅んでいきそうである。
 まあ、今は基本 CDで。ダウンロードで曲のお買い上げというのは、まだしたことがない。この歳で、携帯型オーディオを使っているだけでもかなり奇特な人の部類なのでは? というラインで自己満足しているというのが現状。
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by hiyorigeta | 2014-11-15 23:07 | 音楽・ジャズ・オーディオ | Trackback | Comments(0)

カップが欠けた

 ニッコー陶器の中国柄のコーヒーカップ。半端物で買ったので、お安かったが、セットで買うとそれなりのもの。結婚式の引き出物などでセットものは定番だという。普段使いはしていないが、ちょっと今日はリッチにという時には出して使っていた。珈琲が美味しく感じる。先日、ある方から、ネットで結構話題になっている能登の珈琲店の粉を戴いた。なかなか個性のある味で、好き嫌いがありそう。深煎りで、味の奧にハワイのコナコーヒーのような風味がする
 さて、先日、食器棚から出す時、手が滑って、縁が数ミリ四方欠けてしまった。ざんね~ん。
 目立たないし、口をつける反対側なので、普段使いで使おうと何回か試みたが、どうも、欠けが気になって、リッチ感が全然 出てこない。
 まったくこちらの気分の問題なのだが、その気分というのが、如何に大事かということがよく判る。
 ニッコーは地元メーカー。また、どこかで見かけることもあるだろう、その時にはもう一度買おうということになったのだが、さて、いつ会えることやら。
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by hiyorigeta | 2014-11-08 21:16 | 日々の生活 | Trackback | Comments(0)

悪夢を見る

 オジサンになると、夜はバタンキューなので、ここのところ夢らしい夢は見ていなかったのだが、昨夜ははっきり悪夢を見た。
 呪われて、化け物から命を狙われるというもの。何度もしのいだが、最後、ビル屋上の欄干から落とされる。向こうの手のようなものにしがみついたけれど、それがただスルスルと伸びるだけで、全然、歯止めにならない。
 ああ、落ちていくと思った途端、愚妻が起こしてくれた。なんというグッドタイミング。聞くと、寝言を呻いていて、近寄ったら、手をバタバタさせていたので、これはうなされていると思って起こしたという。
 昨日は、一日、部活動の監督。網状繊維のぴったりした下着をつけ、着込んだまま、寝てしまったので、体の締め付けがきつかったのと、前日、スプラッター色の強いSFものをテレビで観たので、こんな夢になったと思われる。
 いやあ、助かった。
 それにしても、あのまま落下していたらどうなっていたんでしょうか。
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by hiyorigeta | 2014-11-04 04:14 | 日々の生活 | Trackback | Comments(0)

荷風散人宜しく金沢をぶらぶら歩きしたり日々の生活をつぶやいています。文字ばかりですがご容赦下さい。時々日付をさかのぼってアップしたりします。http://tanabe.easy-magic.com


by hiyorigeta
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