銀座にあった石川県のアンテナショップ、この度、東京駅八重洲口の真ん前に移転し、再オープンしました(「八重洲いしかわテラス」)。ニュースによると、オープニングセレモニーには、現職内閣総理大臣も出席したようで、石川救済、地震復興の拠点になればとのスピーチだっようです。他に森喜朗、永井豪、武藤敬司、現知事ら。
地価の高い銀座での商売は、毎年、一億円とは言わないが、それに近い赤字だったように聞いています。売り上げに対して維持管理費が湯水のように出ていく。まあ、宣伝費だから仕方がないというような位置付けなのでしょう。
今回も駅前一階の路面店、とびきりの一等地です。地図で場所を確認すると、あまりの真正面にびっくりしました。今度もネームバリューのあるところに作りたかったのでしょうね。でも、その駅前の通りは、あんまり買い物客がうろうろするところではないような気がします。
例えば、新潟県のショップは、原宿の通りの、いつも沢山の人が歩いているところにあり、にぎわっています。原宿ぶらぶらついでに買いやすい立地。私は原宿に行くとは必ず寄っています。
石川県民は、お体裁を気にして「武士は食わねど高楊枝」みたいなところがあります。私は、県民性が発揮されているなあ、と思いながら、お洒落で瀟洒な店内の様子をニュース画面で見ていました。
毎年、県のお金を食っていくわけですが、赤字垂れ流し額が継続して減るくらいの集客は期待したいものです。オープン時、500人が並んだそうですが、一時的ではなく、リピーターが増えるといいですね。
とはいえ、地震で沢山の義援金をもらっているのにとの声がどこからか聞こえてきそうです。妄言多謝。
(Googleマップより)
(参考「2022年自治体アンテナショップ実態調査報告」)