2026年 04月 12日
能登の酒蔵の現状を知る |



11日の午前、石川県立図書館で「能登の被災酒蔵の現状と今後の展望」を報告するイベント「能登の酒をつなぐ」があり、本の返却を兼ねて話を聞いてきました。能登の酒造メーカー4社が出席。
地震の時の被災・避難状況、避難所での生活、蔵全壊の様子など生々しい当時の話からスタートし、手をさしのべて下さった酒蔵との共同製造など、今の酒造りの様子を話されました。すべてが高騰の中、今、新たに設備を揃えると二桁億円かかるそうで、家族経営レベルの零細な企業が多い能登の酒蔵には負担が大きく、再建はかなり先の話になるだろうなど、いまだ大変な苦労の最中にいる状況がよく分かりました。
再建の仕方は各々方向性に違いがあり、トレーラーハウスで販売を始めたところ、本格的な酒蔵の建築を急ぐところ、よい研究時間と捉え、急がないところなどニュアンスの違いがありました。
地盤変動による水確保の問題、味の方向性や酒造りの考え方、そもそも能登に人がいなくなると成り立たないなど、能登復興全般にかかる大きなテーマを含んだシンポジウムでした。
以前、妹さんの案内で酒蔵見学をさせていただいた旧内浦町松波の松波酒造(「大江山」)の若女将、姉の金七聖子さんも参加されていました。SNSやニュースなどで存じてはいましたが、初めて生のお声を聞きました。話し方や元気さが「虎に翼」の伊藤沙莉によく似ている方で、関係者から「せいこちゃん、せいこちゃん」と親しく呼ばれていました。姓の「金七」も珍しく、有名アイドル名で、人に覚えてもらえる素敵なお名前。
彼女も含め、皆さん、逆境の中、明るく前向きに話されていて、頭が下がりました。
今回、話を聞いて、酒造りは地域文化そのものという感を一層強くし、勉強になりました。

その後、香林坊にある石川県教育会館で開催中の北陸音盤祭に行って来ました。開催二日目。めぼしいものはオープン日に売れてしまうので、落穂拾い的に探さないといけない。掘り出し物はないかのギラギラ目線(?)ではなく、欲しい盤で、まあ納得の価格のものがあったら買わなくもない目線の探し方。2枚購入。
町は道路こそ混んでいましたが、ソメイヨシノは終わり、先週のような喧騒はありませんでした。
オマケ。お酒つながりで、地元揚げあられの話題。

てっきり福光屋の酒粕を使った糀味なのかと思ったら、さにあらず。日本酒に合う味ということのようです。ゆず生姜醤油味。つまり、酒のつまみ用。柚子も生姜も突出しておらず、食べやすい。最近の限定版は、商品名「かがドビーバー」にしろ、ちょっと無理やりコラボ感がありますねえ(笑)。
揚げてあるので量食べられず、ご相伴の味見程度なのは相変わらず。
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by hiyorigeta
| 2026-04-12 09:50
| 食べたもの・飲んだもの
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