2014年 08月 21日
アイ・ラブ・リオ
二年後はオリンピックもある。数年間、世の中はブラジル色が強くなるだろうなと思っていた、その年を今迎えていることに、微妙なズレ感というか、「もうなの?」というか、そういった気持ちを持ちながらサッカー大会の報道を眺めていた。
テレビ番組では、コルコバードの丘のキリスト像の俯瞰映像がよく映った。これでもかといった感じだったので、あの見たことある景色が、リオデジャネイロの景色であるということを、日本人全員、完全に認識したことだろう。
ブラジル大会の特集号が色々な雑誌から出ていた。そんな中で、「カーサ」という雑誌は、ほとんどサッカーに触れず、ブラジル自体の特集を打っていて、それが気に入って買ってきた。ボサノバも紹介されていたが、もっともページを割いていたのは「建築」。そういえば社会の教科書に載っていた新首都ブラジリアの現代建築の、なんと斬新であったことか。ページをめくりながら、今も褪せぬそのモダンなコンセプトに驚く。
リオは、個人的に行きたい都市ナンバーワン。この日誌のタイトルを「アイ・ラブ・リオ」にした所以だが、実はこれ、先日、「アイ・ラブ・NY(ニューヨーク)」のTシャツをニューヨークに行ってきた生徒にもらったので、それを使っただけ。例の「ラブ」の部分が赤いハー トマークのやつである。これこそ本場ものだと喜んでいたが、他の生徒は、どうやら、あのロゴの元祖がNYであることさえ知らないようであった。
それに、タグを見ると「メイド・イン・ホンジュラス」。ホンジュラス製のものが我が家に入ってくるなんてのはお初ではないだろうか。
今年、色々普段買わない食材に挑戦しているので、輸入物が多く、産地がなんとも世界的になっている。スペイン、イタリア、ベルギー、チリ、ペルー。地球の裏側から平気で来ている。先日のスエーデン留学の話も含め、世界はどんどん縮小しているのを今更ながら実感。