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加賀温泉フェス2015後夜祭でNeiccoを聴く(1)

 NHKに「ミュージック・ジャパン(MJ)」という「ポップジャム」以来の若者音楽番組がある。司会はPerfume。8月30日、日曜日の深夜というのが残念だが、Negiccoがそれに二度目の出演をした。翌朝、録画を早速観る。
 前回(2月)は、Perfumeとの涙涙の再会で新曲1曲だったが、今回は新潟激突話題のAKBのメンバーとのやりとりやPerfumeとの地方アイドル苦労話など彼女らにまつわる話題をコンパクトに取り上げてくれた上、短いながらメドレー3曲を歌った。十二年前もこの番組で歌った子供らしいデビュー曲、AKBを揶揄したとも言える彼女らの代表曲、それに新曲と、成る程の選曲。
 彼女らは、今回は落ち着いていて危なげがなく、今年になって本当にプロらしくなってきた。孫の成長を見るようで感慨深い(収録自体は8月の上旬、新曲リリースの前、野音の前の時期)。

加賀温泉フェス2015後夜祭でNeiccoを聴く(1)_c0098228_22341025.jpg 9月5日(土)、昨年につづいて今年も山代温泉の旅館でNegiccoのステージがあったので、今年は夫婦で行ってきた。今回は逡巡せず、見つけて、即、チケットを申し込んだ。
 当初、大阪のEspecia(エスペシア)との二枚看板の予定だったが、間際になってレーベルメイトのアップアップガールズ(仮)も出演が決定し、三枚看板となった。
 去年は前夜祭としての企画。今年は小規模の前夜祭はあったが、本祭当日夜の後夜祭。そのため、スタートは、去年は夕方六時から、今年は夜の七時からと遅くなった。ちなみに、昨年、アプガは航空祭のせいで道が混み、到着が遅れて、待っている我々客の間を彼女たちは私服でバタバタと通り抜け、それがビデオに撮られていて、ほんの一瞬、私がそれに写っていたのが、ユーチューブにアップされていた。その映像を見ると、その夜、彼女たちは全員和室にお泊まりし、枕投げをして修学旅行気分を味わったらしい。
 Negiccoは、この出演が縁で、この旅館のCMに起用され、一時期、地元で何度も流れた。仲良し女子大生が和旅館に泊まって楽しむといった風情の映像。また、この旅館にくるということで、最近、再度、そのCMがこちらで流れ出していた。サトウのゴハンの狸の着ぐるみCMが、野音コンサート近くになって、また全国で流れ出したのと同じで、応援企業の配慮がうれしい。
 場所も昨年と同じ「クラブ21」。DJも昨年と同じ方が何人もいたので、去年に較べこちらのオロオロ度が少ない。これでNegiccoの生を観るのは四回目である。

 昨年は、誰が誰かさえあやふやだったアプガだが、今年は判る。この一年、WEB配信番組などを観たりしたので、代表曲ぐらいは耳なじみになっている。去年、学業でこれなかったメンバーがいたが、今年は七人フルメンバー。
 アスリート系を標榜するだけあって、ライブはパワー全開。ただ、煽り調のアップテンポ曲ばかりで、ちょっと単調なのが残念。舞台といっても奥行きがなく段差は階段一段分くらいしかないので、七人でのパフォーマンスは物理的に無理があり、立ち位置を左右に替わる時に、一度、段差を下りて移動したりしていて、苦労もしていたようだ。
 とにかく、元気いっぱいで、応援も元気いっぱい。元気すぎて、このグループ以降、全体の進行は大幅遅れに。
 彼女たち、この日、午前に東京、午後に仙台、夜、ここ加賀温泉と強行軍で、さすがに疲れて、夜のお泊まり部屋では、何の波乱もなく、速攻就寝したとブログにあった。
 大阪のエスペシアは、昨年のコラボ曲で知っている程度。踊りはリズムに体を合わせるストリート系を取り入れたもので、各グループ、違ったダンス・スタイルで勝負していることが判る。途中、彼女たちは、この旅館の浴衣へと衣替えをして、ファンに受けていた。このチームだけ写真OKというアナウンスが流れて、観客は大喜び。後日、彼女たちのブログを読むと、温泉旅行気分で、一番ウキウキとしていたのが、彼女たちのようだ。
 アイドル組の大トリは、Negicco。(つづく)
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by hiyorigeta | 2015-09-07 21:16 | 音楽・ジャズ・オーディオ | Trackback | Comments(0)

荷風散人宜しく金沢をぶらぶら歩きし、日々の生活をつづります。テーマは言葉・音楽・オーディオ・文具など。http://tanabe.easy-magic.com/


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