2017年 03月 01日
年寄り男性がいるとよい
それでうまくいくのならそれでいい。ただ、これ、世の中がいまだに男女に対して抱いている常識に従っての配慮で、男女平等とはいいがたいのだが、つまり、今は過渡期なのだろう。あともう少しで、こういう配慮は無用になる。それはもちろんいいことで、地域によっては、特に大都市圏などは、もはやそんな配慮は不要の社会になっているはずである。こちらのような田舎も、もうそろそろ、そういう時代は終わりを告げる。
石川県は女性参画社会ではかなりの後進県である。元旦に配られる地方新聞に、分厚いの名刺集成のような新年ご挨拶の特集の頁があるが、富山県に比べると、石川県に女性名前がほぼ無いと愚妻は指摘していた。見比べると確かに歴然と差がある。石川県は起業する女性の数が圧倒的に少ないからである。つまり、女社長の数が全然違う(以前にこの点は書いたかもしれない)。
石川県は、北陸三県の盟主のような気分の「武家気質」が抜けず、お武家様の御当主に内助の功の御奥様といった図式なのだろう。もともと「商売気質」の富山県より、はっきり遅れている。
(今回の男女の話、大都市でこの文を読んでおられる方は、地方はまだそんなレベルなんだと驚いているかもしれない。生まれも育ちも地方だと、そのあたりのニュアンスが判らない。わかるのは「隣県と比べて」どうかくらい。逆に、首都圏の人が地方をわかっていないでする発言なんかは、すぐ気がついて、こちらは呆れたりもする。)