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いよいよ北陸の冬

 夕方、雨の上、風も強く、木々がざわざわと揺れ、早くに暗くなるので、物悲しさが漂う職場。全体のスチームは放課後切れるので、後は、エアコンでまかなってきたが、いよいよ、それでも寒くなり、石油ストーブを使いだした。
 鰤起こしの雷もうるさく、典型的な北陸の十一月下旬。私の職場の居場所は、建物の構造上の問題か、ヒユーっという風切り音が少しの風で鳴り始め、それが高くなったり低くなったりと音程を変え、物悲しさ感を助長する。精神衛生上、非常によろしくない。
 今日は、朝、車の温度計に凍結注意マークが出ているのを発見。今年初。ただ、日中は青空が見えて、憂鬱さは、ようやく一段落となった。
 部の大会引率、その裏番組であったテストのマルつけ、次の定期テストの作成と、通常営業以外の仕事が次々と入り、なかなか、あわただしい。
 家に帰って、鍋を作って腹を満たし、少量の晩酌。眠たくなって、さっさと寝、早朝、暗い中に起きだして、朝食、昼の弁当を作り、ほったらかしている家の雑用などをしていると、本来、動かねばならない時間帯となる。
 ということで、冬は基本こうした暗い中での動きで、明るくなって少し経った頃には出勤しているので、冬季は「家=夜」の生活になる。太平洋側の人は、こうした雷と風と冷たい雨・霙・雪の荒天に降り込められ、家に籠る雪国の人の生活の感覚が分かるかしら。

 さて、冬は鍋。といっても、鍋もどきというのが一番多い。冷蔵庫にだいぶ前から鶏胸肉が冷凍されているから、そろそろ食べないとね、といったレベルで、使うことにし、野菜室にある野菜で鍋に使えるものを切って普通のステンレス鍋に突っ込む。まあ、具沢山スープといったほうがいいのかもしれないレベル。スーパーで買ったスープ餃子をメインにして、後は同様に野菜を突っ込んだり。
 大根は一本買うと、夫婦二人ではすぐにはなくならないねえ。
 味も味噌味にしたり、中華スープ味にしり、ポン酢にしたり、そんなこんなのバリエーションで冬は乗り切る。そうした汁物モードに、ここのところ入ってきた。まだ、冬序の口なので、飽きはしていない。

 CDはコンスタントに買っています。昔の盤の廉価復刻で御贔屓の奏者の、聴いていないもの中心。この前買ったのは、ネイティブサンのモントルーのライブ。大ヒットしていた頃はサックスだけだったのに、後、トロンボーンが入ったのですね。テーマ部は、一瞬、クルセイダーズのようなサウンドになります。ライブということで、加工していない音が聴けて、熱いソロもたっぷり。
 同様に、ディスクユニオンが復刻したスティープルチェイスの諸作のうちから、スタン・ゲッツ(ts)のカフェ・モンマルトルでのライブ。バックが強力で、選曲も魅力。チックの「ラ・フェスタ」なんかをやっています。最近、ガッツのある純ジャズライブ物を買っていなかったので、ゴリゴリ吹きまくるサックスは新鮮。
 そんな熱いライブを枕もとで流しながら、即、お眠り。
by hiyorigeta | 2017-11-21 21:45 | 日々の生活 | Trackback | Comments(0)

荷風散人宜しく金沢をぶらぶら歩きし、日々の生活をつづります。テーマは言葉・音楽・オーディオ・文具など。http://tanabe.easy-magic.com/


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