2018年 01月 12日
まとまった雪
道すがら、私と同じ旧々型スイフトが、おそらく自分の職場の駐車場に入れず半分道をふさいでいる。オーナーはなにやらタイヤをごそごそやっていた。少し歩くと、今度は旧型スイフトが完全に道をふさいでエンコしている。 いやあ、動かさなくてよかった。それにしても、この車、弱いなあ。
横を軽自動車が轍をぴょんぴょんしながらも元気に通り過ぎていく。しばらく歩くと、イカツイSUVが自宅の駐車場から出れずに、前輪を空回りさせている。野山へっちゃらみたいな見た目のSUVがエンコしているのはカッコ悪い。なんであんな見た目なのに二輪駆動なんでしょうかね。購入資金ケチりました? という気持ちがチラリと湧く。
愚妻の軽は、後輪電動型の簡易型ながら、一応パートタイム四輪駆動なので、問題なかったよう。愚妻は、年に数回のこういう日のために車は絶対四駆という派。軽の四駆は町レベルでは雪に強いというのは雪国では有名な話。
職場にはお若い女性でイカツくて巨大な四駆SUVに乗っている男前な方がいるが、理由は、雪でバタバタするのが大嫌いという愚妻と同じ理由。
雪を踏み固めて一本道になっている歩道を歩いていると、子供の頃長靴履いてサクサクと雪を踏みしめ歩いている自分の目線からの景色を思い出して懐かしい気持ちがする。あれから何十年と雪道を歩いているが、おそらく子供目線は雪の表面がえらく近いので、頑固な障害物に見えるから印象的だったのだろう。それに、今も昔も雪は「非日常」で、子供はワクワクものだ。
職場にたどり着くと、休校という。ラジオをつけるとあちこちの学校が休校というニュース。
子供はこなくても大人には仕事がある。それをこなして、早めに帰宅する。