2018年 03月 21日
枕元のオーディオを決める
この前、いつもオーディオのことを聞いている方に相談したところ、いちいち、いくつもスイッチを入れたり、寝る前に確実に電源をオフにしないといけない単品でのセットはやめておいたほうがよい。どんどん歳をとっていくだけなんだから、スリープ機能は必需品、スピーカーの流用などは考えず、バランスを考えて作ってあるセット物のミニコンが必要にして充分とのこと。まあ、そうですよね、内心、判っていました。ちょっと音をよくしたいと思ってあがいていたのでした。
ということで、こちらにはお金はかけないことにして、普及価格帯のミニコンポの中から選ぶことに。
ところが、自分の条件に合うものがなく、ほぼこれ一択のようになって、その製品を購入することにしました。ONKYO製X-NFR7TX(D)。ついこの前の記事で、「だましだまし」と書いていたのに、急転直下の展開です。
「ミニコンポサイズのテープデッキとMDデッキがまだ稼働しているので、それをつなげることができること」。これが第一条件。この条件でほぼ全滅になりました。今のコンポには、アナログの入力端子がひとつ付いているだけで、出力端子がありません。つまり、音源ダウンロードばかりに注意がいって、昔ながらの「録音」スタイルの聴き方を考えに入れてないのです。この拡張端子が削られていないというのが一番大きかったです。SDカード・USBメモリーへも録音でき、パソコンなどにも取り込める。つまり、録音の選択肢が広い。思い出したように「エアチェック(ラジオ放送の録音)」もしているので、これは便利そうでした。
また、最近、ワイドFM普及の影響で、AMチューナーが省略されつつありますが、現在、未対応の地元NHK局の放送を日々聞いている身としては、AM省略は不可ということになります。その上、アンプもディスクリート構成で安定・安心。
つまり、この機種、昔から売っていて(1998年発売)、中身も昔ながらで、ハイレゾ対応にするなど、部分を今時に合わせてマイナーチェンジしながら生き残ってきた定番モデルなので、古くからオーディオをやっている人には親しみやすいモデルなのです。
我慢しないといけなかったのは、先に書いたように、グレードアップにはならなかったこと。単なる買い替え。音的に横移動。
ということで、今日(祝日)はセッティング作業。前のはパソコン周りに移動、そこにあったアンプとミニスピーカーは別部屋へ。そこで組みなおして、CDとラジオを聴けるセットにしました。
今日から事実上使い始め。音の感想などはいずれ。