熱烈ファン見つけた

 グレン・グールド(p)の「ゴールドベルク変奏曲」の晩年版はあの鼻歌まじりで有名で、長らく、本来の曲の役割通り、私の睡眠導入曲として常に手元にあった。一九五五年録音のほうは、初めて聴いた時、あまりの早さに驚いたものだ。それ以外の彼のCDもそれなりに持っていて、熱烈とまでは言えないが、まあ、ファンの一人。
 仕事場の同僚から、同僚の誰それさんは、彼の熱心なファンで、この前、一九五五年版の別テイクも入った完全版を買ったそうだよという話を聞いた。この方とは仕事上でここのところ行き来があったが、そんな話はしないので全然知らなかった。先日、ファンだそうですねと話を振って、それで、いろいろグールドの話をした。
 そこで、以前から気になっていたバーンスタインとの共演CDを貸してもらうことにした。このライブ盤、テンポ設定をどうするかで二人の間で意見が合わず、コンサート冒頭、バーンスタインが聴衆に事情説明することで有名。実際、そんな前振り、藝術家としておかしいだろうと、かなりバーンスタインは叩かれたらしい。聴くと、スピーチの内容はユーモアのあるもので、険悪な雰囲気は微塵も感じさせないものだったが、期待した演奏は、なんともひどい録音で、じっくり聞こうという気が失せてしまうレベルであった。結局、私にとっては、「話のタネとして流し聞きしました」レベルで終わってしまったのが残念。
(これも蔵出しで、去年の書いたもの。アップしなかったのは、これ以上の展開ができず、前振りで終わったかのような文章だから)

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by hiyorigeta | 2018-04-28 23:48 | 音楽・ジャズ・オーディオ | Trackback | Comments(0)

荷風散人宜しく金沢をぶらぶら歩きしたり日々の生活をつぶやいています。文字ばかりですがご容赦下さい。時々日付をさかのぼってアップしたりします。http://tanabe.easy-magic.com


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