2026年 02月 22日
日本酒を飲む |

珠洲市内から南下し、見附島と恋路海岸の間にある宗玄酒造の「宗玄(剣山)」。普通酒ですが、フレッシュな風味があり、グレードが一つ上のお酒を飲んでいるようでした。やや甘口で飲みやすく、美味しい。
宗玄酒造の前の道は、能登を海沿いにまわる大事な幹線ですが、車のすれ違いに気を遣うような小さな田舎道で、集落間をつないでいます。能登の外周道路は今もそんなところだらけ。そんな鄙びた風景の中に、急に背の高い立派な工場が出現して、こんなところに酒蔵があるんだと、びっくりします。もう何十年も前に評判になって、全国的に有名になり、能登では大きな企業になりました。
ここは、地震でトンネル内貯蔵施設は傷んだものの、建物自体の被害は比較的軽微で、能登の酒蔵の中で早くに操業を再開できた酒蔵です。
カップの絵柄は、近くの見附島。軍艦島として能登のシンボルでしたが、今はみる影もなく崩れて、もうこの景色は存在しない。
カップの絵柄を前に飲んでいると、地場の人は本当に悲しく思っているだろうなあという思いが湧いてきました。見附島には若い頃から何度も行っていて、真ん前にある国民宿舎にも数度泊まったことがある。恋路海岸で海水浴したことも。そんなこんなを思い出しながら飲みました。
宗玄酒造からさらに南下すると松波地区に入ります。そこにあるのが、このブログで何度も紹介している「大江山」の松波酒造。ここは全壊し、今はトレーラーハウスで販売を再開している。この話も以前書きました。酒づくり自体は別の酒蔵に協力してもらっている状態。もともと小規模な経営だった上、復興は一からで、前途は多難。女性当主の頑張りはSNSで逐一知っているので、引き続き応援していきたいと思っています。
ただ、酒屋さんにはあると思うのですが、スーパーの日本酒コーナーでは、あまり見かけないのがネック。生産数が少ないのでしょうね。
忙しかった時は、時期とは無関係に「家になくなったし、ちょうど日本酒コーナーに来ていて、気に入っている「立山(本醸造)」があったので買おうか」くらいの単純な買い方だったのですが、今は季節や時期にあわせて、ごく少量買って、味見するという飲み方に変わりました。ストイックに断酒するのではなく、飲みたくなったら、少したしなんで食事を楽しむ一助にする。そんな付き合い方になりました。
今日は快晴。20℃超え。春の陽気でした。今年になって初めて、洗濯物を外に干しました。それでも、除雪で山にした雪はまだしぶとくあったりします。
金沢では3月中旬くらいまではまだ雪になる場合もあり、もう一降り二降りは覚悟していますが、もう根雪の時期は終わったはずです。
by hiyorigeta
| 2026-02-22 15:02
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