2026年 02月 28日
ジャズ系も聴いています |

ジャズメッセンジャーズが当時の若手有望株を擁して輝いていた80年代のライブ録音(LP)。御大もまだ60歳代で力強いですが、やはり、なんといっても若手の溌剌とした演奏がフレッシュ。
日本企画のアルバムで、よい仕事ぶり。アルバム一枚、たった4曲では物足りない感じです。当時、スイングジャーナル誌が強力にこの盤をプッシュしていた覚えがあります。

バックは超豪華。ザ・プレイヤーズ(元コルゲンバンド)の面々にコルゲンさん自身の編曲指揮。東京ユニオン、弦楽器もついて、NHKホールを一人の歌だけで乗り切っています。彼女は今もご健在。ジャズクラブなどで歌っているようです。

映画「恋のゆくえ」というピアニスト兄弟が主人公のサントラには違いないのですが、一曲一曲独立している良質なフュージョン音楽です。核となるのはバービー・メイソンやブライアン・ブロンバーグらジャズメン。それに、エリントン楽団、ベニー・グッドマンのオリジナル音源、ピアノトリオ、女優のジャジーなボーカルと、バラエティーに富んだ曲が入っていて、聴く者を飽きさせません。
テーマ曲は、映画音楽らしくムーディーに始まるのですが、後半はアーニ・ワッツの大ブロー大会。これ、本当にメインテーマなのといぶかるくらいエモーショナル。深めのリバーブも効いています。
映画の伴奏という枠を超え、完全にグルーシンのオリジナルアルバムで、さすがGRPレーベル、録音も優秀。新譜で出た時、ジャズ雑誌に大きく取り上げられていましたが、今回初めて聴いて納得です。グルーシンさんはご存命ですが、相棒のプロデューサー、ラリー・ローゼンさんは2015年に亡くなっています。
これみたいに、リサイクル店が値踏みを誤り、投げ売りに回された盤を見つけ、かつ音楽内容が素晴らしかった時は、終日、うれしい気持ちになります。
ジャズ盤収集といっても、私の場合、ハードバップ一辺倒みたいなコアなジャズファンではなく、軟弱と言われるような音楽も好きな人なので、こんなチョイスになります。お付き合いください。
by hiyorigeta
| 2026-02-28 11:15
| 音楽・ジャズ・オーディオ
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